大阪国際工科専門職大学、在学生がAIチャットボットを開発。高校生の進路選択を支援
最終更新日:2024/07/16
大阪国際工科専門職大学は、学生有志メンバーで高校生の大学選びに役立てるためのAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発しました。
このニュースのポイント
- 大阪国際工科専門職大学、学生有志メンバーでAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発
- 在学生役のAIが大学の疑問点について自動応答してくれる
- AIやIoT、CGを実践的に学ぶ在学生たちのアウトプットおよびスキル向上につながった
関西唯一の情報系大学として2021年4月に開学した大阪国際工科専門職大学は、学生有志メンバーでAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発しました。高校生の進路選択に役立ててもらうため、在学生役のAIが大学の気になることについて自動応答してくれます。
このプロジェクトは、情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生有志のメンバーで立ち上げました。彼らは、生成AIを活用したシステム開発からデータセット、ユーザーインターフェース(UI)の設計、チャットボット画面デザインなど、全てを手掛けいています。学生たちは、自分たちが入学前に知りたかった情報を高校生に伝えるために工夫を凝らし、キャンパスライフがわかりやすくなるようなプログラムを開発しました。
開発されたチャットボットは8月上旬より期間限定で大阪国際工科専門職大学のHP内で一般公開を予定しています。それに先立ち、7/13(土)のオープンキャンパスでは、AIチャットボットの体験コーナーを設け、さらにプロジェクトメンバーの学生が開発秘話から使い方までのプレゼンを実施します。
また、このプロジェクトは、高校生の情報収集サポートだけでなく、AIやIoT、CGを実践的に学ぶ在学生たちのアウトプットおよびスキル向上も目的としています。プロジェクトを通じて、チーム開発スキル(開発環境構築、GitHub・Git・Docker 活用等)、Webサイト制作スキル(GUI デザインスキル等)、自然言語処理モデル構築スキルなどの向上にもつながりました。
大阪国際工科専門職大学のプロジェクトメンバーは、「中高生やその保護者の方が大学生活をイメージする上で便利なツールになっていると自負しています。ちょっとしたことも気軽に質問することができるので、ぜひ試していただきたいです」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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