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最終更新日:2023/12/09
ビースポークと東京国際空港ターミナルは、羽田空港第三ターミナルの利用者に対して、AIチャットボット「Bebot」による、24時間365日自動応答サービスの実証実験を2023年01月17日より開始しました。
このAIニュースのポイント
株式会社ビースポークと東京国際空港ターミナル株式会社は、羽田空港第三ターミナルの利用者に対して、AIチャットボット「Bebot」による、24時間365日自動応答サービスの実証実験を2023年01月17日より開始しました。
高い回答精度を誇る「Bebot」は、3,000万人以上が利用したチャット履歴をもとに開発している自然言語処理エンジンを搭載し、空港内の施設案内やフライト情報を含む、旅行者が必要とする情報提供を、わかりやすく自然な会話で応対します。
「Bebot」は正確さと迅速さが求められる自治体など公共機関や交通機関を中心に、国内外の様々な組織で導入されており、行政機関においてはオンライン市役所、手続きの案内、危機管理、災害対応、観光案内や住民の声の収集など幅広い範囲で活用されています。
膨大なチャットデータをもとに今現在も改善が続けられ、他社チャットボットと比べ、口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能です。
また、パソコンやスマートフォン、タブレット端末等、各デバイスに応じた最適な状態で表示される上、多言語の対応にも強いのが特徴で羽田空港では日本語の他に英語、中国語、韓国語での情報提供を行っています。
羽田空港は、「必要な情報が探せない」「窓口が混んでいる」「小さな文字がよみにくい」「日本語が読めない」など、様々なアクセシビリティニーズを有する利用者が使用します。
そこで、国籍や年齢を問わずそれぞれの立場に寄り添うことのでき、利用者のフォントサイズの設定に合わせた目に優しいフォント表示や、各言語のネイティブライターによるわかりやすい情報提供などの対応をした「Bebot」を提供することになりました。
今後ビースポークは、利用者の利便性向上と共に空港職員皆様の負担軽減を図り、各依頼内容に関する返答や現時点では即答できない質問についても応対可能となるよう、継続的にバージョンアップを図っていく方針だということです。
加えて、外国人旅行者・高齢者・視覚障がい者への応対サービスを拡充させることで、SDGsが提唱する「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すとしています。
出典:PR TIMES
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