イオン DXの一環で「AIワーク」と「MaIマ イボード」を展開
最終更新日:2024/03/07
イオンリテール株式会社は、DX推進として「イオン」「イオンスタイル」などの約350店舗で「AIワーク」と「MaIマ イボード」を展開しはじめました。
このAIニュースのポイント
- イオンリテールは、「イオン」「イオンスタイル」約350店舗で「AIワーク」と「MaIマ イボード」を展開
- 「AIワーク」は、チームの勤務計画を自動で起案するシステム、「MaIボード」は、デジタルサイネージでチーム内の情報共有を行うツール
- 2022年6月に約60店舗で試験導入した結果、利用部門の勤務計画作成時間が70%低減
イオンリテールは、DX推進の一環となる「従業員体験価値」向上のため、「イオン」「イオンスタイル」約350店舗で「AIワーク」と「MaIマ イボード」を展開しはじめました。
「AIワーク」は、チームの勤務計画を自動で起案するシステムで、従業員の計画業務時間を低減するほか、勤務希望の提出と勤務シフト確認を携帯端末からいつでも行えます。まず、従業員一人ひとりの勤務パターンをシステムに入力し、モデルを作成します。その後、実際の勤務希望と月間労働時間をもとに、AIが自動で適切な勤務計画を起案します。勤務パターンだけでなく、一人ひとりの職能もデータ化することで、チームの課題を把握しやすくなり、補充人員の確保や技能教育などを、よりスムーズに行えます。今後、時間帯ごとの作業割り当ての実装を予定しています。
2022年6月に約60店舗で試験導入した結果、利用部門の勤務計画作成時間が70%低減されたほか、勤務希望の申請や勤務計画の確認を携帯端末上でできるようになったため、勤務計画に関わる紙の使用量を90%削減しています。
一方「MaIボード」は、連絡ノートや掲示板などに替わり、デジタルサイネージでチーム内の情報共有を行うツールです。画面で業務連絡や作業指示が確認でき、コミュニケーションをより円滑にします。
また、近隣店舗との比較や好調商品の情報などをミーティングで共有することで、改善プランが生まれ、自分たちで決めて実行することで「やりがい」に直結する働き方につながります。ミーティングのために実績や連絡書類を用意する必要もありません。
「AIワーク」は、2022年7月より順次展開。「MaIボード」は、2022年7月25日現在で240店舗で展開されており、順次拡大予定です。
出典:イオンリテール株式会社
- AIサービス
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- レコメンド
- 予測
- 導入活用事例
- 小売業
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら