生成AI
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最終更新日:2024/01/15
こんにちは。AIsmileyの板羽です。
2019年4月3日~5日にかけて開催された第3回 AI・人工知能EXPOにおいてAIsmiley編集部が気になったブースをまとめましたので、レポートさせていただきます。
第3回AI・人工知能EXPOでは以下のカテゴリ・キーワードを出展対象としていました。
・ディープラーニング
・機械学習
・ニューラルネットワーク
・自然言語処理
・ハードウェア
・ビッグデータ
・AIアプリケーション
∟画像認識
∟音声・音響認識
∟予知・予測保全
∟人工知能ロボット
∟コンテンツ・アート制作
∟チャットボット
∟マーケティングツール
会場をまわっていて増えたと感じたのはディープラーニングによる”画像認識”・”画像解析”系のサービスでした。
これまでのAI系の展示会ではチャットボット系のコミュニケーションサービスやOCRなど文字認識のサービスが多い印象でしたが、複数の企業が直近で製品化したことがきっかけなのか一気に画像認識・画像解析系のサービスの波が来た印象を受けました。
気になった画像認識・画像解析系のサービスを以下にレポートさせていただきます。
展示会場の入口にかなり大きいブースを出展したGRID社のRenom(リノーム)。
Renomは誰でも簡単にAI開発ができるプラットフォームです。画像認識モデルにおいては作成から管理、モデル精度比較、評価まで一貫して実施することができます。
洗練されたUI・UXにこだわりを感じました。
中国香港のAI大手SENSE TIME社のブースでは顔認識を利用したサービスを展示。
空港で入国手続きを行う際の顔認証ゲートやコインロッカーの施錠や解錠を顔認識で実演。
このロッカーの顔認識解錠の体験はかなり気持ちいいです。ロッカーが開く際の「カチッ」という音がクセになりそうです。
マンションの宅配ボックスに導入されたらカードを出さなくてよいのでかなり便利です。
大勢の方が顔認識を体験するため列をなしていました。
巨大なNTTグループのブースではRPAやチャットボット、音声認識など多数のAIサービスが展示されている中、NTTコムウェア社が画像認識AIを展示。
画像認識AI「Deeptector」はトンネルや建物、鉄塔などインフラの劣化の調査や、製造業向けに製品の検査を自動化するためのサービスを提供。
このブースでも大勢の方が活用事例を聞くのに行列ができていました。
改めて画像認識AIのニーズを再確認することになりました。
製造工場の課題に対して、予知保全、最適化、不良原因分析、外観検査自動化等、AIを活用したソリューションを提供。
半導体、電子デバイスなど付加価値サービスを製造メーカーに提供するマクニカ社にしかできない一貫したAIソリューションは、ソフトウェア会社のAIとは一線を画する内容です。
フルカスタマイズAIプラットフォーム「CrowdANALYTIX」による超高精度な画像認識のデモは見ものです。
今回のAI・人工知能EXPOでは数多くあるAIサービスの中でも画像認識・画像解析の活用シーンが明らかに増加しており、今後画像認識AIの導入が加速することが実感できました。
サービスを提供する側も1年前と比べ導入実績や活用事例が増えており、直近でプロダクト化したものも複数ありました。
今後事例が増えることでより多くの画像認識サービス・ソリューションの登場が期待されます。
第3回 AI・人工知能EXPO
会期:2019年4月3日(水)~5日(金) 10時~18時
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
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