弁護士ドットコムが「チャット型AIツールの利用」に関する調査を実施
最終更新日:2023/10/05
弁護士ドットコムは、弁護士ドットコムの登録弁護士146名を対象に、「チャット型AIツールの利用」に関する調査を行いました。
- 弁護士の約3割が「ChatGPTを利用している」と回答
- 7割を超える弁護士がAI導入に期待と回答
- 弁護士業務にAIが導入される期待は?という質問には、「判例などの調査」との回答が最多
2022年の11月にChatGPTがローンチされて以来、世界で様々な議論を起こしているチャット型AI。日本でも多くの企業がChatGPTを活用したサービスをローンチするなど日々話題となっています。こうした中で、弁護士ドットコムは、弁護士ドットコムの登録弁護士146名を対象に、「チャット型AIツールの利用」に関する調査を行いました。
■ 調査概要
調査機関:自社調査(弁護士ドットコムの登録弁護士を対象)
調査方法:弁護士ドットコムの登録弁護士を対象にウェブアンケートを実施
調査対象:弁護士ドットコムの登録弁護士で回答が得られた146名
調査期間:2023年4月4日〜4月9日
以下、本調査の結果です。
ChatGPTの利用状況について尋ねたところ、「知っているが未使用」が39.7%と一番高く、「業務・私的に活用」「私的に活用」と活用自体したことがあるは28.8%という結果となりました。
次に、弁護士業務にAIが導入される期待感と不安感について尋ねたところ、「やや期待している」「期待している」を合わせると73.9%という結果となりました。
具体的に弁護士業務にAIが導入される期待と不安についてを尋ねたところ、期待の1位は「判例などの調査」、2位「依頼者・相談者らからの聞き取りの文字起こしや要点整理」と作業効率への期待が窺えた一方で、不安の1位は「事実関係や法律上の間違い」、2位「守秘義務や情報漏洩」とこちらも弁護士業務に関するものが上位を占めています。
また、AIと弁護士業務についての意見を尋ねたところ、「法的見解よりも、事務負担の軽減に期待している」、「書面作成の時間短縮に期待。聞き取るべき事実、成果物の審査など、弁護士のやるべきことは十分残ると考えている。AIは仕事を奪う存在ではないと思う」などのコメントが寄せられました。
出典:弁護士ドットコム
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