FCNTと東光鉄工、ドローン分野で協同 無人点検・警備を高度化
最終更新日:2024/03/13
FCNTと東光鉄工は、ドローン・ソリューション市場を協同で開拓していくことに合意しました。
このAIニュースのポイント
- FCNTの無線通信技術と東光鉄工のドローンを組み合わせ社会インフラに貢献
- 国内のドローンビジネスは大きな伸びが期待される
- プラント等の点検を高精度で行うことが可能に
FCNT株式会社と東光鉄工株式会社は、FCNTのエッジAIカメラと東光鉄工が開発する国産ドローンを組み合わせ、社会インフラの安心・安全に貢献するドローン・ソリューション市場を協同で開拓していくことに合意しました。
FCNTは、30年に渡る携帯電話の開発事業で培った、5Gをはじめとする無線通信技術や、AI技術などのさまざまな技術とノウハウ、知見を保有しています。これらを起点に技術とビジネスをつなぎ、5Gおよびローカル5G時代に向けて、エッジAIカメラを中心としたデバイス、リアルタイム性と低コスト化を実現するエッジAI、クラウドを組み合わせ、お客様や社会に最良な課題解決と価値創出を実現するエッジAIソリューションを日本のさまざまな産業領域に提供しています。
東光鉄工は、国産ドローンメーカーとして、「国土強靭化計画」にもとづき、これまでも防・減災を目的とした災害現場での活用を想定した、防塵防水・耐風性能に優れたドローンの開発・製造、各種空撮サービス、および教習サービスを事業化してきました。
国内における、2021年度のドローンビジネス市場規模は前年比25.4%増の2,308億円、2027年度には8,000億円規模へ拡大すると予測されています。またドローンを活用したサービス、ソリューションの分野別市場規模の予測では、点検や物流を筆頭に農業、土木・建築、防犯などの分野で大きな伸びが期待されています。
こうしたドローンビジネスが注目される中、FCNTと東光鉄工は、従来のテクノロジーでは課題解決が困難であった新たなニーズの高まりに対し、両社の商材と強みを最大限に活かした統合型ソリューションの提供により、課題解決を目指します。例えば、ドローンに搭載したエッジAIカメラが取得した映像から、プラントをはじめとした生産設備や、大規模建造物などのインフラ敷地内、災害現場の人物などを検出し、不審者・不審物の早期発見による巡回・警備、現場調査の高度化や、ローカル5Gと連携し、ドローンに搭載したエッジAIカメラの最大4Kの高精細空撮映像をリアルタイムでグランド・システムへ伝送し、解析することで点検などの高度化も可能になります。
FCNTは「今後、FCNTと東光鉄工は、それぞれの強みを活かし、エッジAIカメラと国産ドローンを組み合わせたドローン・ソリューションの社会実装、実用化を通じて、社会インフラに関わる現場課題をスピーディーに解決し、安心・安全な社会の発展に貢献していきます。」とコメントしています。
出典:FCNT
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