京王電鉄、AIで忘れ物を自動照合「落とし物クラウドfind」の実証実験を開始
最終更新日:2022/12/28
京王電鉄とReGACYは、「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の採択企業であるfindと共同で、「落とし物クラウドfind」による京王電鉄の忘れ物取扱業務における実証実験を開始します。
このAIニュースのポイント
- 「落とし物クラウドfind」による京王電鉄の忘れ物取扱業務における実証実験を開始
- チャットによる問い合わせ対応とAIによる自動照合を行い、京王線沿線の忘れ物を検索
- 忘れ物対応・管理を行う駅や商業施設等が導入することで、社内の業務効率化、利用者の満足度向上に貢献
京王電鉄株式会社、ReGACY Innovation Group株式会社は、2022年7月より開始した、スタートアップ企業をはじめとした外部企業との共創によるオープンイノベーションの実現を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の採択企業である株式会社findと共同で、「落とし物クラウドfind」による京王電鉄の忘れ物取扱業務における実証実験を開始します。
「落とし物クラウドfind」とは、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩みや不安を、テクノロジーの力によって解決するサービスです。忘れ物対応・管理を行う駅や商業施設等が導入することで、社内の業務効率化、並びに利用者の満足度向上に貢献します。
従来、駅施設や電車内で預かっていた忘れ物について、落とし主からの問い合わせを各駅や忘れ物取扱所にて電話や対面で受け付けをしていたが、情報確認や照合までに、多大な時間がかかるという課題を抱えていました。
実証実験は、落とし主の忘れ物照会にかかる利便性向上と係員の忘れ物取扱業務における業務軽減を目的として、AI等のテクノロジーを活用した「落とし物クラウドfind」を通じたチャットによる問い合わせ対応とAIによる自動照合を行い、京王線沿線の忘れ物を検索するものです。
実証実験を通じて、「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」にて設定したテーマでもある、鉄道・駅の運営DXによる運営の効率化・安全性の向上の実現を目指す方針です。
出典:KEIO
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