20秒程度の電話でAIが認知機能を測定、NTT Comが無償トライアルを提供
最終更新日:2022/09/29
NTTコミュニケーションズ株式会社は、AIにより認知機能の状態を測定できるサービス「脳の健康チェックフリーダイヤル」の無償トライアルを、世界アルツハイマーデーである2022年9月21日より開始しました。
このAIニュースのポイント
- NTT ComはAIにより認知機能の状態を測定できる脳の健康チェックフリーダイヤルの無償トライアルを2022年9月21日より開始
- 発話内容(年齢/日付)と声の質をもとに、AIが認知機能の変化を測定することができる
- 認知症を取り巻く課題は多岐に渡り、社会的にも大きな課題となっている
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、「認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会へ」をコンセプトに掲げ、AIにより認知機能の状態を測定できるサービス「脳の健康チェックフリーダイヤル」の無償トライアルを、世界アルツハイマーデーである2022年9月21日より開始しました。
脳の健康チェックフリーダイヤルは20秒程度の発話での発話内容(年齢/日付)と声の質をもとに、AIが認知機能の変化を測定することができるサービスです。以下の手順で認知機能の確認を実施することができます。
①「0120-468354」へ発信
②本日の日付を発話 (西暦何年、何月、何日、何曜日)
③年齢を発話(何歳)
④回答内容や話し方からAIが認知機能の状態を判定
日本は2025年には高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になると予測されており、社会全体において、認知症予防や発症後のケアなどへの意識が高まっています。また、認知症患者本人だけでなくその家族や介護者へのケア、さらには介護を行っている従業員への企業によるサポートなど、認知症を取り巻く課題は多岐に渡り、社会的にも大きな課題となっています。
認知症は、早期に発見し適切な対応を行うことで、進行を遅らせることができると言われており、日常生活の中で、誰もが簡単に認知機能の変化に気づき、行動変容を促すことが「認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会」の実現につながると考えられます。
NTTコミュニケーションズは早期に認知機能の変化に気づき、行動変容につなげるため、個人が定期的に認知機能のチェックを実施する仕組みや、認知機能の低下を早期に検知できる手法を検討し、また、パートナー企業との検討を深めることで新たな連携モデルを創出し、認知症に関する正しい理解を促進するための取り組みを推進する方針です。
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