横浜市民防災センター、AI顔認識検温ソリューションの実証実験を実施
最終更新日:2022/08/08
ネツミルは横浜市消防局と連携し、横浜市民防災センターでAI顔認識検温ソリューション「ネツミル®」の実証実験を行いました。
このAIニュースのポイント
- 横浜市民防災センターでAI顔認識検温ソリューション「ネツミル®」の検証を実施
- 「ネツミル®」は、完全ウォークスルーかつ同時に20名までリアルタイムでモニタリング可能
- 検温業務が効率化され、職員の負担と感染リスクの軽減を実現
株式会社ネツミルは横浜市消防局と連携し、2022年6月10日〜7月10日までの1ヵ月間、横浜市民防災センターでAI顔認識検温ソリューション「ネツミル®」の実証実験を行いました。
今回の実証実験に使われた「ネツミル®」は、独自開発の専用アプリとAI顔認識サーマルカメラを利用し、完全ウォークスルーで同時に20名までリアルタイムにモニタリング可能な検温ソリューションです。
発熱を検知した場合は、付属のタブレットに発熱者情報を送信する仕組みとなっており、ソーシャルディスタンスを保てます。カメラの脇に専任の担当者を配置する必要もなく、業界初の実質人件費ゼロ円運用を実現しました。さらに、送信される発熱者情報は、社内ネットワークやインターネットに一切接続しないため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。
実証実験では、横浜市民防災センターの入口に車いすの方や小さな子どもにも対応したモデル「ネツミル® Academic / Public」が設置され、来館者の検温を実施しました。これまで横浜市防災センターでは、ハンドガンタイプの検温器を使用して来館者1人ひとりの検温を行っていましたが、「ネツミル®」の設置により、職員および来館者の接触機会を減らすことに成功。感染リスクが低減するだけでなく、職員の検温に割く業務時間を削減する効果も確認できたとのことです。
また、小さい子どもや車いすの方も多数来館しましたが、搭載されたAIサーマルカメラのうち1台で漏れなく検温を行うことができました。このほか、「ネツミル®」は電源ボタンを押すだけで検温可能な状態になるため、機械の操作に慣れていない職員でもスムーズな運用が可能と評価されています。
1ヵ月の運用期間を通して多くの来館者の検温を行った結果、非接触型かつ完全ウォークスルー型の検温が実現されました。これからもさまざまな場所で「ネツミル®」の活用が期待されています。
出典: PR TIMES
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