AI健康アプリとヘルシー弁当を活用した糖尿病予防プログラムが開始
最終更新日:2022/08/08
リンクアンドコミュニケーションが、はーと&はあとライフサポートと協力し、医療機関や自治体向けに、AI健康アプリ「カロママ プラス」とヘルシー弁当を掛け合わせた糖尿病予防プログラムの提供を開始します。
このAIニュースのポイント
- AI健康アプリとヘルシー弁当を掛け合わせたプログラムの提供が開始
- 検証の結果、定量的かつ定性的に生活習慣の改善に大きく貢献が判明
- 「AI×専門家」のハイブリッドな健康サービスにより、糖尿病の重症化を予防
「カロママ プラス」とは、毎日の食事や運動、睡眠などのライフログに、パーソナルAIコーチ「カロママ」がリアルタイムにアドバイスをする健康管理アプリです。企業・健保の従業員や、自治体の市民、スポーツクラブの会員、保険加入者の方を対象に、現在約6,000以上の自治体・民間企業が導入しています。
今回、株式会社リンクアンドコミュニケーションは、大阪府阪南市住民または市内勤務の2型糖尿病患者を対象に、AI健康アプリ「カロママ プラス」を活用した重症化予防プログラムを提供し、効果および運用に関する検証を実行。その結果を踏まえ、株式会社はーと&はあとライフサポートの協力のもと、医療機関や自治体にAI健康アプリとヘルシー弁当を掛け合わせた糖尿病予防プログラムの提供を開始します。
重症化予防プログラムでは、「健康管理アプリとオンライン保健指導による継続的な人的資源の代替えが可能か」「宅配糖尿病食での食育がプログラムとして運用可能か」の2点を検証しました。
AI健康アプリ「カロママ プラス」の提供および、オンラインでの管理栄養士との面談・チャット支援やヘルシー弁当の提供を行った結果、プログラム実施前後共に数値回収ができた6名のうち、4名のHbA1c値が改善。全員が合併症予防を目指す際の目標数値に達し、合併症高リスク者が0になりました。
さらに、プログラム実施前後共に数値回収ができた8名のうち、6名が減量に成功し、平均減量値は-2.2kg、平均BMIは24.9から24.2に減少しています。
プログラム終了時のアンケートでは、「生活習慣は改善されましたか?」という設問に対し、75%の方が「良くなった」と回答するなど、定量的かつ定性的に、生活習慣の改善に大きく貢献する結果となりました。
今回の実証実験の結果をもとに、施設やクリニックなどの医療機関、自治体に、AI健康アプリとヘルシー弁当を掛け合わせたプログラムの提供が開始されます。
パーソナルAIコーチ「カロママ」から、日々の生活習慣に対する健康アドバイスや提案が届いたり、管理栄養士など専門家とオンライン面談・チャットで相談できたりするので、「AI×専門家」のハイブリッドな健康サービスを積極的に展開可能です。
今回の取り組みにより、糖尿病重症化予防に寄与することが期待されています。
出典:PR TIMES
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