ケアコネクトジャパンとエクサウィザーズ、共同で介護記録のAI音声入力システム開発
最終更新日:2022/08/08
ケアコネクトジャパンは、AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組むエクサウィザーズと、業務提携を開始しました。蓄積された介護ビッグデータと、エクサウィザーズがもつAI技術を活かすことで、介護現場をアシストする新システム創出に向けて共同開発を行います。
このAIニュースのポイント
- ケアコネクトジャパンは、エクサウィザーズと、業務提携を開始
- 介護ビッグデータと、AI技術を活かすことで、介護現場をアシストする新システムを共同開発
- 訪問介護スタッフ向けに、「音声での記録」「インカム機能」を活用した介護記録環境を目指す
介護事業所の運営をトータルにサポートする介護記録ソフト「CAREKARTE」を販売する株式会社ケアコネクトジャパンは、AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズと、業務提携を開始しました。
この業務提携では、ケアコネクトジャパンがもつ介護記録ICT化率96%のノウハウにより蓄積された介護ビッグデータと、エクサウィザーズがもつAI技術を活かすことで、介護現場をアシストし、ADL維持や自立支援促進等のアウトカムにつなげる新システム創出に向けて共同開発を開始します。
取り組みの一環として、新システムでの介護ビッグデータの利活用を見据え、介護記録ソフト「ケアカルテ」と介護記録AIアプリ「CareWiz ハナスト」のバンドル提供により、介護記録環境の現場導入負担軽減を図ります。また、「ハナスト」で培った音声入力×AIの訪問系サービス向け展開によるシステム強化を行い、より多くの介護サービス事業者の皆さまへ介護記録環境を整備することで、介護記録のICT化を推進します。
共同開発では、「ケアカルテ」と「ハナスト」を今後バンドル提供し、AI技術を活用することで、介護記録環境の現場導入負担軽減を図ります。同時に、オンボーディングプロセスを加速させることでカスタマーエクスペリエンスの向上を実現。これにより、対象となる利用者数を増やし、蓄積された介護ビッグデータを活用することでAIを進化させていきます。そして、介護現場をアシストすることによる排せつ方法の改善といったADL維持、自立支援促進等のアウトカムにつなげる新システム創出し、介護記録環境の付加価値を向上します。
訪問系サービス事業者の訪問スタッフに向けて、車や自転車での移動などで手が離せない時に「音声で記録」や、一人での利用者宅への訪問時に心強い「インカム機能(音声で連絡)」を活用した新たな介護記録環境構築により、導入事業所数を拡大します。
出典:@Press
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