インフルエンザに対応した日本初のAI医療機器「nodoca®」
最終更新日:2022/08/08
咽頭カメラを含むAI搭載システム 「nodoca®(ノドカ)」が、日本で初めて「新医療機器」として承認を取得しました。
このAIニュースのポイント
- AI搭載システムnodoca®が、日本初の新医療機器として承認を取得
- 独自開発のAIアルゴリズムと咽頭撮影専用カメラによって、熟練医の視診をAIによって再現
- のどの画像と診療情報をAI解析し、インフルエンザの特徴的な所見等を検出・診断できる
AI搭載システムnodoca®は、医療機器の研究開発・製造を行うアイリスにより開発された、咽頭(のど)の画像と診療情報をAI解析し、インフルエンザ感染症に特徴的な所見等を検出することで、同感染症の診断に用いることができる医療機器です。
AIアルゴリズムは、のべ100医療機関・10,000人以上の患者から収集した、50万枚以上の咽頭画像を元に開発されました。AI解析に適した咽頭画像を撮影するための咽頭撮影専用カメラを同社が独自に設計・開発したことで、口腔内・咽頭を鮮明に撮影できます。
第一弾の対応疾患は、「国民的感染症」ともいわれ、過去に年間約2,200万人が受診したと推計されているインフルエンザ感染症です。インフルエンザ濾胞(ろほう)が、インフルエンザ感染症の診断に有用であることは、宮本昭彦医師の報告により知られていましたが、インフルエンザ濾胞を視診で見分けるには熟練の医師による診察が必要とされていました。nodoca®は、熟練医の視診をAIによって再現することを目指し、開発されています。
nodoca®は、2022年4月26日に新医療機器として厚生労働大臣による承認を取得しました。AIを搭載した医療機器が、新医療機器として承認された日本初の事例であり、多くの患者・医師にとって初めて体験するAI医療機器となります。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら