農作物管理に特化したAIシステム 淡路島の直売所POSレジと連携
最終更新日:2022/08/08
JA・直売所などの農産物取扱事業者向けの農薬適正管理などが行える業務管理システム「AGRIHUBクラウド」の開発を行うAgrihubは、兵庫県最大級産直市場を経営するあわじ島まるごと社が運営する直売所「美菜恋来屋」にて、トナミシステムソリューションズが提供するPOSレジシステムとの連携を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 農作物に関する業務管理システム「AGRIHUBクラウド」 淡路島の直売所のPOSレジシステムと連携
- 「AGRIHUBクラウド」はAIが農作物出荷の可否を判断し、レジシステムに登録を行うシステム
- 薬検閲業務時間の大幅な削減と農薬誤使用の防止で直売所のDXを推進
株式会社AgrihubはJA・直売所などの農産物取扱事業者向けの農薬適正管理などが行える業務管理システム「AGRIHUBクラウド」を、兵庫県最大級産直市場を経営するあわじ島まるごと株式会社が運営する直売所「美菜恋来屋」にて、トナミシステムソリューションズ株式会社が提供するPOSレジシステムと連携開始しました。
「AGRIHUB」は生産者がスマートフォンとPCから農薬適正管理などが行える業務管理システムです。「AGRIHUB」に登録された農作物が「AGRIHUBクラウド」にて管理され、「AGRIHUBクラウド」のAIが農薬使用履歴から出荷の可否を判断し、POSレジシステムへ自動データ連携することで出荷管理業務の自動化を行います。
「AGRIHUBクラウド」の導入により、美菜恋来屋では農産物の農薬適正管理から生産履歴管理、出荷管理までの自動化が実現し、業務効率の向上、労働コストの削減のみならず、AI技術を用いることで農産物の安全をより確かなものにします。
従来のシステムではPOSレジシステムと栽培管理システムを連携するために、既存のPOSマスタと栽培管理システムの作物マスタを結びつける作業を一件一件手作業で設定する必要があり、システム導入事業者・システム提供会社、双方に大きな負担が生じていました。
「AGRIHUBクラウド」はマスタの98%以上をAIが自動で設定します。システム導入事業者・システム提供会社、双方に負担をかけることなく導入可能です。初期導入コストを9割以上削減、POSレジ連携の提案から導入開始まで、2ヶ月でのスピード連携を実現し、導入コストや手間を削減できます。
Agrihubは現場職員のあらゆる業務効率化をシステムで支援し、今後もあらゆるメーカーのPOSレジシステムとの連携を進め、より多くの全国の農産物取扱事業者やJA・直売所などの業務効率化を目指します。
出典:PR TIMES
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