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多摩大学、学内の問い合わせ対応にAIチャットボットを活用

最終更新日:2024/03/07

多摩大学はAIチャットボットを導入しました。学生や教職員から寄せられる学務関連の問合せ対応業務の負荷軽減を目指すとともに、新たなICTの活用等により教育DXの推進を図ります。

このAIニュースのポイント

  • 多摩大学は学生や教職員からの問い合わせ対応をチャットボットで自動化
  • 設置のしやすさや管理画面の利便性が運用者から高い評価を得る
  • 教務課で運用開始して効果を確認後、他部署へ順次拡大を目指す

多摩大学はPKSHA Technologyのグループ会社であるPKSHA Workplaceの、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン型AI SaaS「BEDORE(べドア) Conversation」を運用することになりました。

多摩大学では、学生や教職員から寄せられる学務関連の問合せ対応業務に多大な負荷が生じており、問い合わせの多くは定型的な内容でした。そこで、チャットボットによる対応業務の自動化が検討されると同時に、属人化していた対応業務の標準化にも取り組むことが決定しました。

チャットボットの導入に先立ち、試験や証明書発行関連、学内ポータルなど既存活用中のFAQを用いた回答精度の検証を実施しました。その結果、想定された質問に対する回答精度が88.1%と高いことが実証されています。設置のしやすさや管理画面の利便性、導入後のメンテナンス性も評価の対象となりましたが、現状の業務と並行して問題なく活用できると判断されました。運用者と質問者の双方に有益な幅広い機能も高く評価され、最終的にBEDORE Conversationの導入が決定しました。

多摩大学は学内のポータルサイトにチャットボットを設置して自動化と業務効率化を推進していきます。2022年度中には教務課を中心に実用展開し、効果が確認でき次第、外部からの問合せや他部署での対応業務に活用範囲を拡大する予定です。将来的にはMicrosoft Teams等と連携させた多角的な運用を目指すとのことです。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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