FastLabel、自動物体追跡機能を搭載した動画アノテーションツールを新リリース
最終更新日:2024/04/10
FastLabel株式会社が、自動物体追跡機能を搭載した動画アノテーションツールを新たにリリースしました。
アノテーション作業の負荷と、AI開発にかかる時間の削減が期待できます。
このAIニュースのポイント
- FastLabelが自動物体追跡機能を搭載したアノテーションツールを新リリース
- トラッキング機能を活用して動画のままの状態でアノテーションを実施
- 作業の負荷とスピーディーなAI開発をサポート
ドローンの撮影映像、防犯カメラの映像など、動画を活用しAIを開発する場合において、これまでは撮影した動画をフレーム単位で静止画に分割し、1枚ずつアノテーションをしていく必要があり、アノテーション担当者の作業負担が大きいという問題がありました。
今回リリースされたトラッキング機能を活用することで、動画ままの状態でアノテーションを実施することができます。また、動画の始点と終点をアノテーションすれば、自動的にその間のアノテーションを補完することが可能となります。
このように、アノテーション作業の負荷を大幅に減らし、スピーディーなAI開発に繋げることが期待できます。
FastLabelプラットフォームを活用しているAradia株式会社代表取締役 日置氏のコメント
「FastLabelの動画アノテーションには、フレーム補完機能があり、この機能を使うことで次フレームのラベルを自動アノテーションすることができました。また、補完されたラベルを簡単に修正することもできますが、等速度で移動するオブジェクトに対しては、ほとんど修正がいらず、最大約70%の業務負担を削減できました。」
今後も質の良い教師データを効率的に作成するための新機能が継続的にアップデートされる予定です。
是非この機会に活用を検討してみてはいかがでしょうか。
FastLabel社が提供する「FastLabel」の詳細はこちら
出典:PR TIMES
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