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最終更新日:2024/07/12
こんにちは。アイスマイリーの編集部です。2019年1月16日~18日の3日間、リードエグジビションジャパン社が主催した「スマート工場EXPO・ロボデックス・ウェアラブルEXPO」に行ってきましたので、印象に残ったものをレポートさせていただきます。

今回はAI・人工知能関連の製品を扱うEXPOが同時にいくつも開催されたため、来場者の熱気に満ち溢れておりました。スマート工場EXPOではスマート工場やスマート物流を実現するためのIoTソリューション、AI、FA/ロボットなどの最新技術とソリューションが多く、ロボデックスでは産業・サービス用のロボットやドローン技術、IT、AI技術まで未来社会を想像できる技術が目立ちました。
ウェアラブルEXPOでは最新のウェアラブル端末から、ウェアラブル製品開発のための部品や材料、AR/VR技術まで、まさに最新のウェアラブル技術を確認することができました。多くの出展企業の技術を拝見してきましたが、その中で4社をピックアップしてご紹介いたします。

1月初旬にテレビ東京のWBSにも放送され話題となったMUJIN社のロボットデパレタイズです。1時間当たり最高720ピックすることができるこのロボットデパレタイズは業界最高峰の性能を持っています。普段、人が作業する際、20㎏、30㎏にもなる重い商品を運ぶのは当然作業者の体に負担が圧し掛かります。
また、単調でつらい作業になる可能性も高いですよね。MUJIN社のロボットデパレタイズはそのような過酷な労働から人を解放してくれます。ロボットデパレタイズの特徴は下記の5つとなっております。
| 1.マスターレス(商品登録レス)で実現する簡単運用 |
| 2.多品種ケースの高精度認識を可能にするMUJIN 3Dビジョン |
| 3.ランダム積み対応 |
| 4.パレットとかご車の両方に対応 |
| 5.ティーチレスの高能力 |
この特徴から特に目立つのはランダム積み対応です。まさに人のように、商品に対してそれぞれどのようなアクションをするかを考えながら動いてくれる賢いロボットです。
たとえば、軽く小さな商品は早く、重く大きな商品は丁寧に運びます。展示会の当日には直接デモンストレーションまで拝見することもできましたが、特に3Dビジョンシステムが印象的でした。箱の柄が継続的で継ぎ目がわからなかったり、誤ピックする問題を3Dビジョンが解決してくれます。この3Dビジョンシステムは、今後の物流業界で多くの注目を集めることになると思いました。

音声認識技術で認知度が高いアドバンスト・メディア社は、今回の展示会で新技術を搭載した「AmiVoice」を展示。「AmiVoice」は人の声を認識して音響を分析し、認識デコーダの過程を通じて音声をテキスト化します。その技術を用いてAI対話や発音判定、家電やカーナビで使えるマイコン、声紋認証まで可能にしております。
また、話した言葉を自動的に通訳する音声通訳、テキストマイニング、感情認識までの機能を搭載しております。さすがに人の音声だけでここまでできるのは凄いです!アドバンスト・メディア社は将来的に「HCI」を目指して動いております。HCIとはヒューマン・コミュニケーション・インテグレーションの略語で、人と機械の自然なコミュニケーションのある未来を指します。遠くない未来にHCIが実現できると思いました。

最先端技術でドローンを外すわけにはいかないでしょう!今回の展示会でNECネッツエスアイ社は「ドローンxAI活用ソリューション」を展示されておりました。このドローンxAIサービスは、空中での点検業務にとても役立つ内容で、その活用事例として太陽光メガソーラーの点検サービスがありました。空撮からレポートまでワンストップで提供できるドローンソリューションです。
ドローンの画像分析システムはソーラーパネル上のクラスタ・セル・ストリング等の異常を検知したり、ホットスポットを早期に発見して発電量を管理することができます。ソーラーパネル等はやはり人が直接点検すると危険な場合があると思いますが、まさにこのドローンxAIソリューションがあれば、無理なく点検作業が可能になりそうです。設備・建造物点検作業以外にもドローンが持っている3D画像計測技術による地形の計算も可能とのことで、環境エネルギーの開発がさらに発展すればするほど、ドローンの役割も大きくなると思いました。

オリオン社は多機能素材「αGEL」(アルファゲル)を展示しておりました。「αGEL」はシリコンを主原料とする非常にやわらかいゲル状素材で、18mの高さから卵を落としても、わずか2㎝厚のシートによって、卵を割ることがないという特徴を持っております。展示会当日も、オリオン株式会社のブースでは卵テストが行なわれており、非常に大勢の人が集まりました。
その特殊な素材はスポーツシューズやヘルメット等、様々な商品に採用されています。その他にも、紫外線硬化パッキンやスマートグラス、位置検知技術などを紹介されておりました。今後も「αGEL」の活躍が期待されます。
今回の展示会を通じて一番感じられたことは製造業界でロボットの活躍でした。人手が少ない仕事をロボットに任せるという企業のアプローチが多かったという印象です。会場の雰囲気はまさに自分が未来社会にいるような気がしました。これから、ロボットの役割はどんどん大きくなり、人とロボットが共存する社会も遠くないと思います。
ただ、一つ大事なのはロボット技術は必ず人の生活を豊かにする手段であるべきと思います。AI・人工知能技術が進化し続けている現代社会の中で、最先端技術を把握し、人の役割とロボットの役割をはっきり区別するのが重要だと思いました。AIポータルメディア「AIsmiley」としても世の中の多様なAI技術・AI事例をわかりやすくお伝えすることができるよう今後も注力していきます。
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