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最終更新日:2026/01/14
Gmail 3つの新機能リリース
Googleは、GmailにGemini 3を利用した3つの新機能をリリースしました。新機能では、長文メールの要約や返信文の作成支援、受信トレイの整理が可能になります。
このニュースのポイント
米Google社は、GmailにGemini 3を活用した3つの新機能を2026年1月8日にリリースしました。
これらの機能は、米国のGmailユーザーから順次提供が開始されており、一部の高度な機能は「Google AI Pro」および「Ultra」サブスクリプションメンバー向けに提供されます。
現在、Gmailにはスマート返信やAIを活用したスパムブロックなどの機能が搭載されています。2004年の提供開始以降、メールの送受信量は大幅に増加しており、受信トレイの管理や情報整理の重要性が高まっています。
そこで、GmailにGemini 3を利用した3つの新機能を提供することで、ユーザー個人のプロアクティブな受信トレイアシスタントへ進化させます。

1つ目の機能である「AI Overviews」は、返信が多数含まれるメールスレッドを開いた際に、会話全体を要約し、要点を簡潔に表示する機能です。この会話要約機能は、すべてのGmailユーザーに無料で提供されます。
また、受信トレイに対して自然な言葉で質問を入力すると、Geminiがメール内容を分析し、関連する情報を要約して回答を生成する機能も用意されています。この質問応答機能は、「Google AI Pro」および「Ultra」サブスクリプション加入者が対象です。
さらに、キーワード検索に加え過去のメール内容を横断的に参照することも可能に。Geminiの推論機能により、必要な情報を迅速に把握できます。

2つ目の「Help Me Write」は、メールの下書き作成や文章の推敲を支援します。新たに追加された「Suggested Replies」も、文脈に沿って適切な返信文をワンクリックで提案可能。返信候補は、ユーザーのトーンやスタイルを反映して生成され、送信前に自由に編集できます。
「Help Me Write」および「Suggested Replies」は、すべてのGmailユーザーが無料で利用できます。一方、文章の校正を行う「Proofread」機能は、「Google AI Pro」および「Ultra」サブスクリプションメンバー向けに提供されます。
加えて、今年2月には他のアプリからコンテキストを取得し、「Help Me Write」をさらにパーソナライズする更新が予定されています。

3つ目の「AI Inbox」は、受信トレイ内の情報を分析し、重要なメールや対応が必要な項目を優先的に表示する機能です。ToDo項目をハイライト表示するほか、頻繁にやり取りする相手やメッセージ内容から推測される関係性などを基に、重要度の高い情報を整理します。
これらの分析は、Googleが定めるプライバシー保護方針に基づいて行われ、データはユーザー自身によって管理されます。例えば、支払い期限が近い請求書や予約のリマインダーなどが、優先的に表示されます。
「AI Inbox」は現在、信頼されたテスター向けにのみ提供されており、より多くのユーザーへ順次展開される予定です。
これら3つの新機能は、まず英語圏から提供が開始されており、今後数ヵ月以内に対応言語や地域を拡大していきます。
出典:Google
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