生成AI

最終更新日:2025/10/23
アウンコンサルティングは、世界18カ国・地域を対象にした、主要な生成AIの検索ボリューム調査の結果を公開しました。
このニュースのポイント
アウンコンサルティング株式会社は、世界18カ国・地域を対象に、2024年9月1日から2025年8月31日までの1年間における、主要な生成AIの検索ボリューム調査の結果を公開しました。
調査では、ChatGPTがすべての国・地域において、ほかの対話型AIツールを大きく上回る検索ボリュームを記録しています。
この傾向は2024年から2025年にかけて一貫しており、依然として他のツールとの差が顕著です。幅広い分野で活用されているChatGPTは、生成AIの入り口としての役割も果たしており、検索ボリュームの高さはその影響力の大きさを示します。
日本・東南アジア・米国などの9カ国・地域でGeminiが2位にランクインしました。そのうちの7カ国では3位以降のツールを引き離し、特に注目されていることが明らかになりました。その他の地域でも2025年頃からGeminiの検索ボリュームが増加傾向にあります。
国・地域ごとにおける注目度の差としては、ベトナムではClaudeが、インドではPerplexityの検索ボリュームが急増しています。
ベトナムではAI活用を国家成長戦略の柱と位置づけ、2025年末までに初のAI関連法の制定を目指しています。中小企業向けにAI導入を支援する助成金の配布など、利用拡大に向けた取り組みが活発に進められています。
インドでは、2025年7月に大手通信のBharti AirtelとPerplexityが提携し、約3億6,000万人のユーザーに対し年間3万円相当の「Perplexity Pro」が無料提供されました。このキャンペーンの影響により、インド国内ではPerplexityに関する検索数が急増したと考えられます。
各種生成AIは、技術の発展とともにアップデートを繰り返し、そのたびにユーザーの注目度や検索ボリューム、市場に変化を与えます。今後も新たな進化に目を向け、各国・地域でどのような注目が集まり、市場がどのように変化していくのか注目です。
出典:PR TIMES
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