生成AI

最終更新日:2025/05/22
Googleは2025年5月20日(現地時間)、開発者会議「Google I/O 2025」で、Google検索に「AIモード」を導入すると発表しました。
このニュースのポイント
Googleは、2025年5月20日(現地時間)に開催された開発者会議「Google I/O 2025」で、Google検索に新機能「AIモード」を導入すると発表しました。
「AIモード」は、Googleの最新AIモデル「Gemini 2.5」を活用し、AI機能とWeb検索を組み合わせた新しい検索体験を提供します。
「AIモード」は、高度な推論機能とマルチモーダル処理を備えたAI検索機能で、「クエリ・ファンアウト」技術を活用しています。クエリ・ファンアウトとは、Googleに質問を入力すると、その質問をAIが複数の小さなサブトピックに自動的に分解し、それらのサブクエリに対して同時に検索を実行する仕組みです。
これにより、従来のGoogle検索と比べてより関連性の高い情報を見つけることができます。
より詳細な検索には「Deep Search」を利用できます。これは数百件もの検索を実行し専門家レベルの引用付きレポートを数分で生成することが可能です。
エージェント機能も搭載されており、例えばチケットが欲しいとAIに伝えるだけで複数のサイトからチケットを探してくれるほか、レストランの予約や、予定の管理などをAIがサポートしてくれます。
他にも、ユーザーが最適な商品を見つけるサポートをするショッピング機能や、数字の処理やデータの視覚化をサポートする機能も搭載されています。
今後は過去の検索履歴を参照する機能も実装予定で、個人情報を活用したカスタマイズされた検索結果を表示できるようになります。
「AIモード」は2025年5月20日(現地時間)から米国の全ユーザー向けに展開されています。今後数週間から数か月以内に、Labsユーザーを対象に新機能が提供される予定です。
出典:Google
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