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最終更新日:2025/07/10
Gemini Advancedとは?
Geminiを無料で利用して使い方が理解できたため、そろそろ有料のサービスに切り替えようかと思っているけれど、無料版との違いがよくわからず困っている人はいませんか?
どのようなAIでも同じですが、有料のサービスに変えることでできることが増え使い勝手も良くなります。
この記事では、Geminiがより便利でニーズに合った形で使えるGemini Advancedについて詳しく解説します。
Gemini AdvancedはGoogleが提供する有料の対話型AIサービスで、2025年5月現在150以上の国と地域、45種類以上の言語で活用できます。
しかし18歳未満の人は利用できないので注意が必要です。
Gemini Advancedには以下のような特徴があります。
Gemini Advancedは複雑なタスクをより効率的に行えるようになったため、今までAIには任せられなかった業務も工夫次第でできる可能性が広がったと言えるでしょう。
参考:Geminiアプリヘルプ「Gemini Advanced にアップグレードする」

Gemini Advancedでできることを6つご紹介します。
Gemini Advancedでは、以下の3つの文章生成用モデルが利用できます。
| 項目 | 概要 |
| Gemini 2.0 Flash | 高速応答と効率性を重視した、日常的なタスクに適したモデル |
| Gemini 2.5 Flash(試験運用版) | 2.0 Flashよりも高度なタスクに対応しながら、速度も維持した試験運用中のモデル |
| Gemini 2.5 Pro(試験運用版) | Googleの最先端技術を搭載し、複雑なタスクや高度な処理能力を追求した試験運用中の高性能モデル |
特にGemini 2.5 Proは複雑な課題を理解し、人間が思考する過程に近い形で考えを深めるため、課題解決能力が従来のモデルより向上しています。
例えば文章と画像の両方から情報を収集して分析したり、論理的思考に基づき数学の難しい問題を解いたりできます。
Gemini Advancedは対話型AIに対し、高性能なモデルで従来のAIには任せられなかった作業をしてほしいと考えている人におすすめです。
参考:Google AI For Developers「Gemini モデル」
Gemini AdvancedではVeo 2という動画生成用モデルを利用して、テキストから動画を生成することができます。
生成できる動画の仕様は以下の通りです。
| 項目 | 概要 |
| 解像度 | 720p |
| 動画の長さ | 8秒 |
| アスペクト比 | 16:9 |
| ファイル形式 | MP4 |
SNSへの投稿動画や短いプロモーション動画を手軽に作成できます。
Gemini Advancedはテキストを入力して、簡単に横長の短尺動画を生成したい人におすすめです。
Gemini AdvancedではDeep Researchというエージェント機能を用いて、リサーチを効率的に行うことができます。
Deep Researchでできることは以下の通りです。
| 項目 | 概要 |
| 事前準備 |
|
| 検索 |
|
| 推論 |
|
| 報告 |
|
Gemini AdvancedのDeep Research機能は、複雑で詳細な調査を行う必要があるため作業を効率化したい人におすすめです。
Gemini Advancedは情報処理能力が高いため、大量の文書やプログラムコードを瞬時に理解し、分析することができます。
例えば、1,500ページもあるレポートや3万行にも及ぶ複雑なプログラムを同時に読み解くことができますが、これは従来のAIには難しかった内容です。
Gemini Advancedが持つ高い情報処理能力により、複雑な問題の調査や分析が効率的にできるようになります。
Gemini Advancedは課題を解決するために大量の資料やデータを整理して調査し、分析しなければならない人におすすめです。
Gemini AdvancedではPC内にあるコードリポジトリ(ソフトウェアのコードやデータを保存し管理する場所)を直接アップロードできます。
アップロードされたコードリポジトリはGemini Advancedによって瞬時に分析されるため、以下のことができるようになります。
上記の作業はすべて1つの画面上でできるため、複数のツールを使い分ける必要がなく、プログラミングの作業の流れ(ワークフロー)が効率化できるでしょう。
Gemini Advancedは、まだプログラミング作業に慣れておらずアドバイスが必要な初心者プログラマーが、少しでも業務を効率化したい時におすすめです。
Gemini AdvancedではGoogleスプレッドシート、Excel、CSVファイルなどにまとめられたデータを、GoogleドライブやPCから取り込んで分析することができます。
取り込んだデータを整理・分析した上でグラフや図などの理解しやすい形にして表示することもできるため、共有したい時に役立つでしょう。
今まで情報を整理するのに時間がかかっていた人も、この機能を使うことで短時間でデータを活用し、より望ましい判断をするのに生かせます。
Gemini Advancedは客観的なデータに基づいて、業務を効率よく進めたい人におすすめです。
Gemini Advancedを使うメリットは以下の通りです。
NotebookLM Plusはまだプレビュー版ですが、アップロードしたドキュメントの内容をAIが理解し、それに基づいて質問に答えたり、要約を作成したりするのに役立つツールです。
Geminiの無料版を最初に使い操作に慣れていて、上記の内容が自分のタスクの効率化に役立つならGemini Advancedへの切り替えを考えるのもよいでしょう。

画像出典:Gemini公式ホームページ
Geminiの無料版からGemini Advancedにアップグレードをしても、画面上のUI(ユーザーインターフェース)や基本的な使い勝手は、大きく変わるわけではありません。
しかしGemini Advancedでは、画像のモデル選択のプルダウンに動画生成モデルの「Veo2」とアニメーション生成モデルの「Whisk Animate」が加わり、それぞれの機能を使えるようになります。
どちらもまだ新しい機能のため公式のドキュメントはまだありません。
しかしYouTubeのGoogle公式チャンネルではVeo2、Whisk Animateともに使い方の説明動画がアップロードされているため、参考にしてみてください。
Gemini Advancedを使うためには、Googleドライブ、Gmail、Googleフォト共通の保存容量を追加できるサブスクリプションサービスのGoogle Oneを申し込む必要があります。
Google Oneにはベーシックプラン、プレミアムプラン、AIプレミアムプランの3つの料金プランがありますが、Gemini AdvancedはAIプレミアムプランを契約した人だけが使えます。
AIプレミアムプランで使えるサービスと料金は以下の通りです。
| 項目 | 概要 |
| ストレージ |
|
| Gemini Advanced |
|
| Gemini in Gmail、Gemini in Googleドキュメントなど |
|
| NotebookLM Plus |
|
| その他の特典 |
|
| 料金 |
|
もしGoogle Oneでベーシックプランとプレミアムプランを契約した場合、Gemini Advancedは使うことができないため注意しましょう。
参考:Google One「Google One を割引価格でお試しください」
Gemini Advancedで生成したものの商用利用については、2025年5月現在まだ明確なガイドラインが公開されていません。
禁止されていないから問題はないと解釈するのか、明確なガイドラインが示されていないのでリスクがあると判断するかは意見が分かれる可能性が高いと言えます。
ただし、Googleのすべてのサービスを利用する上で「Googleポリシーと規約」に含まれる「プライバシーポリシー」や「利用規約」は守らなければなりません。
またGemini Advancedを使用する上では「生成AIの使用禁止に関するポリシー」にも目を通しておくことをおすすめします。
商用利用についてのガイドラインが公開されたら、その内容を守ってGemini Advancedを利用しましょう。
Gemini AdvancedはGoogleが提供する有料の対話型AIサービスで、2025年5月現在150以上の国と地域、45種類以上の言語で活用できます。
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