業界初、クリスタルメソッドが対話型AIアバター「Deep AI」のWebブラウザ版を開発。バーチャルヒューマンが労働力不足解消に貢献

最終更新日:2024/10/03

クリスタルメソッドは、独自の生成AI技術で人の外見や声、口調、性格などを再現し、リアルな対話を実現するデジタルツイン型の対話AIソリューション「Deep AI」のWebブラウザ版「Deep AI Web」を開発し、提供を開始しました。

このニュースのポイント

デジタルツイン型の対話AIソリューション「Deep AI」のWebブラウザ版「Deep AI Web」を開発、提供を開始
これまで個別サーバーで実行していたLLMによる処理をWeb上で実行可能に。幅広い業務で人的リソースを削減し、DX化で業務改革を実現
Webサイトや広告LPへの実装、多言語によるカスタマーサポート、顧客との対話内容データや購入体験後の評価の収集・分析に活用できる

クリスタルメソッド株式会社は、独自の生成AI技術を用いて人の外見や声、口調、性格などを再現し、まるで人が話しているかのような対話を実現するデジタルツイン型の対話AIソリューション「Deep AI」のWebブラウザ版「Deep AI Web」を開発し、10月1日より提供を開始しました。

Webブラウザ上でのLLM処理を可能としたバーチャルヒューマンは、クリスタルメソッドが保有するマルチモーダルAI技術に付随した特許を用いて開発しており、国内業界で初めての実現となります。

クリスタルメソッドは、日本の高齢化社会・人口減少社会の進行に伴う労働力不足の課題に対し、2022年に対話型AIアバターを制作する技術「Deep AI」を開発、製品化しました。

「Deep AI」では、独自のディープAI技術を用いて、AIアバターが人の感情や思考などを認識・学習することで、リアルな双方向の対話を実現。また、ローンチ以降、カウンセリングやカスタマーサービスなどにおいて、感情に寄り添ったAIアバターが高品質な対話を通じ、業務プロセスに係る負荷減少に取り組んできました。

今回、クリスタルメソッドは業務効率化やサービスの高度化をさらに推進するため、対話型AIアバター利用の汎用化を目指し、Deep AIをWebブラウザ上に実装できる「Deep AI Web」を新たに開発、提供に至りました。

これまでは、LLMによる発話内容の生成や、アバター動画生成などを実行するためのサーバーを個別に構築する必要がありましたが「Deep AI Web」では、独自の仮想サーバーの技術を活用することでクライアント端末側での環境構築を可能にし、サーバー負荷の観点から実現が難しかった多重アクセス環境下でも、安定したサービス提供を行えるようになりました。