兵庫県、AI防犯カメラを活用した実証実験を開始
最終更新日:2024/05/23
セキュリティ機器専門メーカーのTOAは、兵庫県と連携し三宮北部地域におけるAI防犯カメラを活用した実証実験を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 三宮北部地域の繁華街に、AI機能を搭載した街頭防犯カメラを1ヶ月間設置
- 悪質な客引き行為への注意を促す音源を放送したり、滞在人数が一定以上になると客引き行為の禁止を訴える音源を放送
- 撮影された画像データを使用し、滞在人数の推移をグラフ・データ化、放送後の客引きや通行者の行動変容の分析に活用
業務用の音響機器とセキュリティ機器専門メーカーのTOA株式会社は、兵庫県と連携し三宮北部地域で、AI防犯カメラを活用した実証実験を2024年5月20日より開始しました。実施期間は5月20日から6月19日の一ヶ月間です。
通常時は、併設したスピーカーから通行者に対して、悪質な客引き行為への注意を促す音源を放送したり、AI機能で撮影範囲内における滞在人数をカウントし、滞在人数が一定以上になると客引き行為の禁止を訴える音源を放送します。カメラ映像は事務所のPCや指導員が所持するスマホで確認ができるほか、マイク放送や巡視先からの音源再生を行うことも可能です。
さらに、滞在人数の推移をグラフ・データ化し、放送後の客引きや通行者の行動変容の分析に活用します。
本実証実験で撮影する映像には、繁華街を通過する歩行者等の容ぼう、姿態、動作などの個人を特定する情報が含まれます。撮影された画像データは、TOA内で、製品の改良、AI技術の向上ならびにその技術検証に用い、撮影された画像データは本実証実験終了後、速やかに削除されます。
TOAは「実証実験を通して、客引き行為防止対策としての有効性を検証するとともに、県民や兵庫県を訪れる方にとって安心で快適な環境を実現することを目指します」とコメントしています。
出典:TOA株式会社
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