米NVIDIA、生成AI用の新型半導体セットを開発。メモリー従来の3.5倍で処理高速化
最終更新日:2023/09/19
米NVIDIAは、生成AIに使用する新しい半導体セットを開発したことを発表しました。
このAIニュースのポイント
- 米NVIDIAが、生成AI用の新型半導体セットの開発を発表
- 一時的に情報を処理するメモリー容量を従来の3.5倍にし、AIが回答を導き出す処理を高速化させる
- AMDやグーグルなどもAI半導体の開発に注力しており、この開発競争に最新モデルで対抗する見込み
米NVIDIAは、生成AI用の新型半導体セットの開発を発表しました。新製品は2024年4〜6月に発売する予定で、生成AIの運営企業がサーバーに組み込んで使うことを想定しています。
ChatGPTを始め、生成AIブームを背景にデータセンターに使う半導体の需要が急増しており、2028年にはAI半導体の市場が21年比で12倍と急拡大すると予想されています。今回開発された新製品は、質問を受けてAIが答えを導く主に「推論」のプロセスで使われます。AI半導体のメモリー容量は最新技術を用いることで従来の3.5倍に増加し、AIが回答を導き出す処理を高速化させます。
半導体開発の競争は進んでおり、米アドバンスト・マイクロ・デバイセズは、半導体1つあたりのメモリー性能を増やしたAI向け新製品を23年後半に投入する予定で、米グーグル・米アマゾンも半導体設計に乗り出していることもあり、NVIDIAはいち早く新製品を出し差異化を図ります。
NVIDIAは、同日、生成AIのカスタマイズを簡単にできる開発ツールの提供開始と「オムニバース」と呼ぶ仮想現実を使った産業向けシミュレーション技術に、生成AIを組み合わせた機能も併せて発表しました。
出典:NVIDIA
DXトレンドマガジン
メールマガジン登録
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら