Google、生成AI活用の日本語版検索体験の試用運転開始
最終更新日:2024/01/17
Googleは、Google検索の新機能として、生成AI活用の日本語版検索体験の試用運転を開始します。
このAIニュースのポイント
- Google検索の新機能として生成AIによる検索体験の日本語版の試験運用を開始
- 生成AIを活用し、検索に関連した追加質問できる候補を提示する機能が表示され、ユーザー側の効率化をサポートする
- Search LabsにGoogleアカウントを登録することで、デスクトップのChromeブラウザとスマートフォンのGoogleアプリで利用可能
Googleは国内でGoogle検索の新機能として生成AIによる検索体験(SGE-Search Generative Experience)の日本語版の試験運用を開始します。生成AIの新たな技術進歩により、検索エンジンの更なる可能性を再考することができ、新しいタイプの質問に答えたり、情報の整理の仕方を進化させることが可能です。
例えば「残暑見舞いはいつ頃送る?」という質問を例に、通常であれば、ひとつの質問をより噛み砕いた質問に分割し、複数の情報源からの膨大な情報を整理して、自分でつなぎ合わせて理解しなければなりません。生成AIを使用すれば、検索がそうした面倒な作業の一部を代わりに実行します。
実行すると「残暑見舞いに何を送ったら喜ばれますか?」等の追加で質問できる候補を提示する機能が表示されます。これらの候補もしくは「追加で聞く」をタップすると、新しい会話モードに移行し、調べているトピックについてさらに質問ができます。質問から質問へと文脈が引き継がれるため、より自然に探索を続けることができます。また、ウェブサイトへのリンクも表示されます。
Googleは、新しい生成AI技術を活用した検索体験を導入するにあたり、責任ある慎重なアプローチをとっています。生成AIとLLMには既知の制限があり、検索が常に正しく機能するとは限りません。そのため、生成AIによる検索体験(SGE)のモデルも、検索の高い品質基準を維持できるようトレーニングを続けており、今後もさらにアップデートをしていく予定です。
Search Labsは、検索に関する大胆なアイデアや機能をテストするための登録制の新しい仕組みです。Search LabsにGoogleアカウントを登録することで、デスクトップのChromeブラウザとスマートフォンのGoogleアプリ(AndroidおよびiOS)で利用可能です。
出典:Google
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