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最終更新日:2023/12/21
花王はスーパーやドラッグストアなどの棚割りを自動化するAIアルゴリズムを開発しました。消費者ニーズに適した品揃え、売れ行きに応じたスペース配分、売れ筋はゴールデンラインに陳列といった原則にもとづき、販売店の売上向上を目指します。
このAIニュースのポイント
花王株式会社は、コンシューマープロダクツ製品の販売を担う花王グループカスタマーマーケティング株式会社と株式会社エル・ティー・エス(LTS)が共同開発した、AI・人工知能による自動棚割りアルゴリズムの実証実験を2021年7月より開始し、棚割り作業の自動化による業務改善と、販売店さまの売場づくりの効率化をめざします。
花王は、2021年から2025年までの花王グループ中期経営計画「K25」を策定し、Vision(ビジョン)を「豊かな持続的社会への道を歩む (Sustainability as the only path)」と定めました。このビジョンを実現するために、デジタル技術を活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、新事業の始動と既存事業のイノベーション強化、働き方改革と活動生産性の向上をめざしています。
棚割り業務は、消費者に合わせた品揃えの検討やお客さまの購買行動の変化に対応し、「見やすく・選びやすく・取りやすい」売場づくりのための重要な活動のひとつです。しかし店舗ごとに異なる売場規模や商品構成等に応じて、数多くのパターンを人が経験をもとに時間をかけて作成する必要があり、販売店・メーカー・ベンダーにとって大きな業務負担となっています。
消費者のニーズに適した品揃え、売れ行きに応じたスペース配分、売れ筋はゴールデンラインに陳列といった原則にもとづき、花王は長きにわたって、販売店の売上に貢献できる売場提案を行なうために棚割りシステムを開発・運用してきました。

今回、花王は棚割り業務の効率化による作業時間・コストの削減をめざし、人が作成した基本パターンをもとにその商品構成や配置に準拠しつつ、拡大・縮小パターンを自動的に作成できる「AI自動棚割り生成アルゴリズム」をLTSと共同で開発。
このアルゴリズムを活用することで、最大で棚割り作業時間を従来の60%削減できると見込んでおり、消費者へのより創造的な提案活動に注力できることが期待できます。今後、販売店との実証実験を通して、効果検証とさらなる改善・効率化をめざします。
将来は、AIの進化により、店舗周辺の地域特性やお客さまの購買行動の変化を検知し、より効果的な棚割りを自動生成することで、さらなる棚割り業務の効率化と、売上・利益の改善や欠品・返品の削減による売場生産性の向上をめざします。
出典:PR TIMES
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