生成AI
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最終更新日:2024/03/26
こんにちは。AIsmiley編集部の齊藤です。
本日も Japan IT Week【秋】2019のレポートをします。今回は、AI-OCRやRPA、Web接客、多言語対応ツールなど業務効率化を行うサービスを提供する企業のブースを中心にお届けします。
株式会社JSOLのOCRは従来の製品に新たな風を吹き込むプロダクトとして期待できそうです。特に、単独でOCRやRPAの製品を導入するケースは現状あるが、その流れだけでなく、AI-OCRとRPAを組み合わせて複合的な課題を解決する新しいニーズに応える製品も出てきています。
文書の電子データ化をした後RPAを駆使して業務自動化にする事や、その際に、高精度で文字や記号を判別する機能と書類を仕分ける機能があるので、スタッフによる人為的なミスや生産性の向上が期待できる。また、始めやすいようにクラウド版やハイブリッド版などが用意されており、状況に応じて最適なサービスのカスタマイズが可能なので、導入時の納得感も得られるだろうと思います。
awoo Japan株式会社は、Web接客ツールを展示。
こちらのWeb接客ツールは、独自開発したAI×自然言語処理(NLP)技術の「nununi」が商品特性を理解し、従来のAIソリューションでは把握し切れていなかった顧客の購買と購買目的まで把握します。それにより、「商品理解×顧客理解」で顧客の「獲得から維持」までの最適解を導き出す事を可能にしました。
導入後の継続的な収益アップを実現したいとお考えの方には良いツールとなるのではないでしょうか。
書類作成、経費計算、データ入力、定形外の各種帳票、といったものは、業務処理の中ではどの企業においても煩雑になりやすい上に、時間が掛かる代表的な業務である事は明白です。
それらに対して最適なソリューションやアプリケーションを高精度な設計でピンポイントで導入しパフォーマンスを劇的に向上させているのが「株式会社AKURODIGITAL」が提供している独自開発のAI-OCR「KANDA」やRPA BOT、AI-OCRです。
例えば、独自開発のAI-OCR「KANDA」では、様式や形式が異なる各種帳票で読み取りにくい文字に対してはAI(人工知能)の学習機能を持ったOCRエンジンを駆使して高精度の読み取り能力を発揮します。また、認識率が低下する傾斜文書や枠外にはみ出した文字に対しては、前処理機能を使い認識が可能になっています。
更に、独自のRPAエンジンとの連携により業務効率も最大化させる事ができ、認識率が低い文字に対しても繰り返しAIに学習させる事で認識率が向上するように設計されています。業務効率の中でも近しい業務をまとめて自動化したり、収益アップに繋げたいというニーズにはピッタリのソリューションと言えるでしょう。
お客様の「海外戦略」や「海外進出」を多言語対応ソリューションにより推進します。
特に多言語機能に関する導入コストの低減を実現し、導入時の機能カスタマイズでも細かい変更が可能になったことで、大手企業などから高い満足度を獲得しています。ただ単に多言語対応機能を導入するといっても、お客様により状況は異なるので「どんな目的で導入したいのか?」や「どのように活用したいのか?」といったヒアリングから丁寧に行うことで、業務効率と顧客満足、収益アップ、を紐づけて解決することが可能になっています。
今回の展示ではAI・人工知能を駆使した業務効率化や企業が積み重ねてきたスキルを基に、より高精度なプロダクトを生み出すことに挑戦しているブースが多くあり、同じRPAやOCRに関する製品でも強みが異なるサービスが見られました。
それはサービスを導入する側から見ると選択肢が広がっているという事になりますが、自社の状況を整理した上で複数製品を見比べて比較検討することが、導入の際の長期的な事業成長と顧客満足度の継続実現には大切な部分であるのだろうと思います。
Japan IT Week 秋 2019
主催:リードエグジビションジャパン株式会社
会期:2019年10月23日~25日
会場:幕張メッセ
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