Zホールディングス、OpenAI提供の全APIを利用契約へ。LINEとヤフーの約2万人に導入展開
最終更新日:2024/01/19
Zホールディングスは、OpenAIが提供する全てのAPIに関する利用契約を締結しました。さらに、グループ会社の従業員2万人に向けて、APIを活用した独自AIアシスタントサービスを提供開始しました。
このAIニュースのポイント
- Zホールディングス、OpenAIが提供する全APIの利用契約を締結。さらに、LINEグループとヤフーの従業員向けに、独自AIアシスタントサービスを導入
- 文書作成、調査、翻訳など、さまざまな業務シーンでAIを活用し、業務生産性の向上やサービス品質向上、新サービスの創出を目指す
- Zホールディングスは今後も積極的にAI技術を取り入れ、世界をリードするAIテックカンパニーを目指す
Zホールディングス株式会社は「GPT-4」などOpenAIが提供する全てのAPIに関する利用契約を締結し、Zホールディングスのグループ会社であるLINE株式会社およびその子会社、ヤフー株式会社において利用を開始しました。またLINEグループとヤフーの従業員約2万人に向けた、APIを活用した対話チャット型の独自AIアシスタントサービスの提供も開始します。
独自AIアシスタントサービスの社内利用においては、社内認証やネットワーク制限を行い、セキュアな環境下で利用を行います。また、出入力情報は二次利用や第三者への提供がされない仕様になっており、社外秘情報の利用にも対応しています。
今回の契約により、大規模言語モデル「GPT-4」のほかに、テキストから画像生成できる「DALL·E」や音声文字起こし「Whisper」など、OpenAIが提供する全てのAPIが利用可能になる為、文書やメールのテンプレート作成、調査、翻訳、アイデア出しなど、さまざまな業務シーンでAIを活用できます。
Zホールディングスは以前より、生成AIのガイドライン策定や、AI倫理の有識者会議開催、生成AIの推進組織の発足など、生成AI活用に積極的に取り組んでおり、今後も生成AIの活用を推進し、さらなる業務生産性の向上、サービス品質向上や新サービスの創出、そして日本・アジアから世界をリードするAIテックカンパニーを目指していくとコメントしています。
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