自治体初、横須賀市がChatGPT活用「他自治体向け問い合わせ応対ボット」の運用開始
最終更新日:2023/12/03
横須賀市は、自治体で初めてChatGPTを活用した「他自治体向け問い合わせ応対ボット」を開発し、運用を開始しました。
このAIニュースのポイント
- 横須賀市は自治体で初めてChatGPTを活用した他自治体向けボットを開発
- 横須賀市のChatGPTの取り組みデータや、他自治体からの問い合わせのデータを追加データとして整備し、他自治体からのChatGPTに関する問い合わせにも回答が可能に
- 他自治体への情報共有の円滑化や、本市職員の対応時間の削減と業務軽減を目指す
横須賀市は自治体初となる、ChatGPTを活用した「他自治体向けの問い合わせ応対ボット」を開発し、運用を開始しました。応対ボットは、横須賀市のホームページ等で公開されています。
横須賀市では、今年4月20日にChatGPTの全庁的な実証を開始して以来、既に80を超える他自治体からの問い合わせを受けています。
今回開発されたチャットボットは、横須賀市のChatGPTの取り組みに関するデータや、他自治体より提供された問い合わせデータを、追加のデータベースとして整備しているため、ChatGPT単体の機能のみでは回答することが難しかった「横須賀市のChatGPTへの取り組み」といった、特定の分野の内容にも回答が可能です。
他自治体からのChatGPTに関する問い合わせに自動で応答できることで、他自治体への情報共有の円滑化や、本市職員の対応時間の削減と業務軽減が期待されます。
横須賀市は「将来的にはこの技術を、市民向けを含めた、様々な問い合わせ応対ボットへと展開することを視野に入れ、運用を行っていきます」とコメントしています。
出典:横須賀市
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