生成AI

最終更新日:2024/01/25
Yahoo! JAPAN研究所は、慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 大越 匡 准教授と連携し、ユーザーの検索キーワードなどの情報を基に「世の中の気分」の浮き沈みを推定する「全国ムード指数」を公開しました。
このAIニュースのポイント
ヤフー株式会社で先進的なビッグデータ・AI技術の研究開発を担うYahoo! JAPAN研究所は、慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 大越 匡 准教授と連携し、ユーザーの検索キーワードなどの情報を基に「世の中の気分」の浮き沈みを推定する「全国ムード指数」を公開しました。
Yahoo! JAPAN研究所は、より良いサービスを提供するには、ムードの推定を通じてユーザーをより理解していくことが重要であると考え、2019年度にモニター400人の検索データ、センサーデータ、調査アンケートデータを計測する実証実験を行いました。
実証実験から取得したデータを踏まえて、機械学習を活用して検索キーワードからムードを推定するAI「検索気分モデル」を慶應義塾大学SFC研究所と共同で作成しました。
「検索気分モデル」の分析を通して、「土日はムードが高くなり、休日後の月曜はムードが低くなる」「新型コロナによる緊急事態宣言が発令されるとムードが低くなる」「新型コロナに関して、第一波、第二波と時間が経過するにつれて、ムードの低下具合が緩和されている」ことなどが分かります。
現在「全国ムード指数」は専用ページにて、週単位の傾向が閲覧可能です。今後は「検索気分モデル」を活用して気分が落ち込んでいるユーザーに対して、明るい話題や気分が上がるようなコンテンツを表示するなどのアップデートに取り組む予定です。
出典:Yahoo! JAPAN
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