世界の報道機関・メディア26団体が「世界AI原則」発表
最終更新日:2023/09/11
世界の報道機関・メディア26団体は、AI技術の発展に伴うリスクを軽減するため「世界AI原則」を発表しました。
このAIニュースのポイント
- 世界の報道機関がAIの発展に伴うリスク軽減を目指し「世界AI原則」を発表
- AI生成技術が知識の乱用や著作権侵害につながる可能性に警鐘
- AI開発者に知的財産権尊重、透明性確保の責任を求め、詳細な記録と説明責任を要求
一般社団法人日本新聞協会を含む世界の報道機関・メディア26団体は、急速なAIの進化に伴う社会的リスクを軽減するため、「世界AI原則」を発表しました。ChatGPTなどの生成AIが自動生成したコンテンツが、知的財産権を侵害し、ジャーナリズムへの信頼を損なう懸念があり、これに対処するためのガイドラインです。
「世界AI原則」は8つの分野で構成されており、知的財産権の尊重、透明性の確保、説明責任の強化などを主な要点としています。今回の原則は、AI技術が社会に多大な利益をもたらす一方で、知識、ジャーナリズム、科学への信頼や民主主義の健全性にも潜在的なリスクをもたらすという認識から生まれました。
報道機関とAI開発者、規制当局の協力により、AI技術の持続可能な発展と社会的利益の調和が期待されます。
出典:WAN-IFRA
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