生成AI

最終更新日:2024/02/09
JX通信社は、AIを活用した独自の数理モデルを構築し、試合結果をシミュレーションした結果、日本代表が決勝トーナメントでベスト8への進出を懸けて対戦するクロアチアへの勝利確率は32.3%とAIモデルが予想しました。この数値は、スペイン戦の予想数値より高水準です。
このAIニュースのポイント
株式会社JX通信社は、11月20日からカタールで開催されているサッカーワールドカップに伴い、AIを活用した独自の数理モデルを構築し、全ての試合結果を1万回シミュレーションしました。その結果、日本代表が決勝トーナメントでベスト8への進出を懸けて対戦するクロアチアへの勝利確率は32.3%で、勝利した場合の対戦相手はブラジルになる可能性が高いとAIモデルが予想しました。
全試合の情報やその集計、国ごとのシミュレーション結果は、「2022サッカーW杯 勝敗確率&優勝国 AIシミュレータ」にて無償提供されています。
AIを利用したシミュレーションでは、日本対スペイン戦の日本の勝率を21.1%、日本がグループリーグを突破できる確率を26.6%と予想していました。スペイン戦に勝利したことで、同時に行われていたドイツ対コスタリカ戦の結果に関わらず決勝トーナメント進出が決定しました。
日本代表の次戦は、グループFを2位で突破したクロアチア戦です。最新のシミュレーションによると、クロアチアに対する勝率は32.3%です。
クロアチア戦に勝利すると、サッカー日本代表にとって歴代最高成績となるベスト8進出が決まります。クロアチアに勝利してベスト8に進出した場合、ブラジルと対戦することが有力(72.9%)です。
シミュレーションでは、その時点での国ごとの優勝確率も計算しています。グループA〜Fからの決勝トーナメント進出国が出揃った現段階では、ブラジルが18.9%で最も高くなっており、アルゼンチン(14.9%)、スペイン(12.4%)が続いています。
「勝敗確率&優勝国AIシミュレータ」の提供にあたり、JX通信社が独自で過去のサッカーワールドカップにおける対戦成績、各国代表チームの能力に関する情報、直近の国際試合での対戦成績を収集し、それらのデータをもとにして試合の勝敗を予測する数理モデルを構築しました。
実際のサッカーワールドカップのプロセスに沿って対戦カードごとに各国の勝利確率を計算し、その確率に応じて勝敗を決定する一連の過程を10,000回繰り返すことで、各国のラウンド16進出確率や優勝確率を求めています。
JX通信社は、従来より取り組んできた数理モデルの構築や運用に関する技術を、選挙分野にとどまらず幅広く活用することで、より豊かな社会づくりに貢献していく方針です。
出典:PR TIMES
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