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最終更新日:2024/04/11
Ubie株式会社は、全国で実施される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種に関し、自治体向けに「AI問診ユビー」を活用した「ワクチン接種Web問診システム」の提供を開始します。住民は自宅や出先からスマートフォンやPCで回答した問診結果を送信することで、来場前に接種会場のスタッフが問診結果を確認できるようになります。
このAIニュースのポイント
Ubie株式会社は、全国で実施される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種に関し、自治体向けに「AI問診ユビー」を活用した「ワクチン接種Web問診システム」の提供を開始します。住民は自宅や出先からスマートフォンやPCで回答した問診結果を送信することで、来場前に接種会場のスタッフが問診結果を確認できるようになります。
全国で順次開始される新型コロナワクチン接種では、住民へ速やかにワクチンを行き渡らせるための実施体制整備と業務効率化が必要不可欠です。特に各自治体の事前訓練では、予診票の記入や医師の問診で想定以上の時間が掛かったという課題が挙げられています。同時に、新型コロナウイルスの感染拡大は、複数の自治体が独自の緊急事態宣言を発出するなど未だ予断を許さない状況が続いており、多くの住民が集まる会場で安心・安全にワクチンを接種できる感染拡大防止対策も求められています。
「ワクチン接種Web問診システム」は2020年5月より提供を開始し、医療機関の来院前・来院後の院内感染対策支援で成果を上げている「COVID-19トリアージ支援システム」を活用したものです。来院前のWeb問診情報に応じて医療機関がトリアージ(優先度付け)と受診案内が可能となり、これまでに70以上の医療機関で導入されています。
「ワクチン接種Web問診システム」は、紙の予診票の記入に代わり、住民が事前に自宅や出先からスマートフォン・PCで問診に回答できるシステムです。問診結果は接種会場の端末へ送信され、住民は接種会場に到着後、自治体から発行された接種券番号のバーコードの提示によって医師の予診・ワクチン接種に進めるようになります。自治体側も、紙の受け渡し回数を低減した上で、バーコードのスキャンによって各端末に問診データをすみやかに読み込め、住民の滞在時間短縮による接種の効率化と、会場内での感染拡大防止が期待できます。
また、Web問診で新型コロナウイルスに関連する症状が確認された場合はアラートが表示されるため、自治体・医師は住民が来場する前に連絡を取り、別日程や医療機関での受診といった適切な案内ができるようになります。
なお、本システムは自治体や医療機関がコロナワクチン接種に活用する外部予約サービスと連携した上での活用を想定しています。
出典:PR TIMES
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