東芝、AIや認識技術などを活用した放送データバンクの実証実験を開始
最終更新日:2023/03/08
東芝インフラシステムズは、番組で扱う商品に関する放送データを小売業等に提供し、放送データがどのように活用できるか、その可能性を検証する実証実験を3月6日から開始しました。
このAIニュースのポイント
- 東芝がAIや認識技術などを活用した放送データ☐バンクの実証実験を開始
- テレビ番組で紹介される情報をメタ化・管理し、各業界・業種における課題解決や機会創出・拡大を実現していく方針
- 放送データを中心としたエコシステムの拡大を目指していく
東芝インフラシステムズ株式会社は、放送機器事業におけるDXの取り組みの一環として、番組で扱う商品に関する放送データを小売業等に提供し、放送データがどのように活用できるか、その可能性を検証する実証実験を3月6日から開始しました。
これまで、テレビ番組で放映される商品、お店、エリア、公共情報、災害情報などの放送データは、社会への影響力があることは実証されていますが、どれだけビジネスに効果があるという数値的な実証はされてきていませんでした。そこで同社は、放送局へのバンクやマスター設備(自動番組送出システム)導入の豊富な実績を活かして、放送データの新しい活用について、放送局の協力の下、共創を進めています。
今回の実証実験では、放送局の協力の下、番組で扱う商品に関する放送データを小売業等に提供します。提供するものは放送の映像そのものではなく、内容をまとめたレポート形式です。そして、データを受け取った後の小売業オペレーション、売上効果等を調査し、放送データの効果を検証します。
同社は、放送データを東芝グループのAI・認識技術、業務ノウハウなどを活用し、放送データを自動的にメタ化・蓄積・分析して提供する放送データ☐*1バンクというプラットフォームを構想し開発中です。放送データ☐バンクは、テレビ番組で紹介される情報をメタ化・管理し、各業界・業種における課題解決や機会創出・拡大を実現していく方針です。
*1 ☐(スペース):エコシステムとのデータ内容により名称を決定していく
初期の実証実験では、放送データを手動と自動の双方で作成・比較し、自動化の精度を上げていくことで、今後の運用の最小化の実現性を検証していく方針です。
東芝インフラシステムズは、今後も放送データを活用した実証実験を行うことで、放送データを活用できるプラットフォームの構築および放送データを中心としたエコシステムの拡大を目指していくとしています。
出典:TOSHIBA
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