東京メトロ 、AIを活用し列車の混雑状況を表示。北千住駅と町屋駅に新しいディスプレイを設置
最終更新日:2024/12/27
東京メトロは、千代田線の北千住駅と町屋駅に新しいディスプレイを設置し、号車ごとのリアルタイム混雑状況を表示します。
このニュースのポイント
- 東京メトロは、北千住駅と町屋駅にディスプレイを設置し、デプスカメラとAIを活用してリアルタイム混雑状況を表示
- リアルタイムの混雑情報を提供することで、空いている号車への移動を促進する効果を確認
- 東京メトロ独自の混雑計測システムが活用し、今後はスムーズな乗降による遅延の縮小についても効果検証を行う
東京地下鉄株式会社は、千代田線の北千住駅と町屋駅に新しいディスプレイを設置し、号車ごとのリアルタイム混雑状況を表示します。デプスカメラとAIを用いた列車混雑計測システムは、鉄道事業者で導入しているのは東京メトロのみであり、ダイヤ策定時等に基礎データとして活用しています。
デプスカメラとAIを使用し、2024年12月16日から北千住駅では「乗車後の混雑予測」を、2025年1月中旬から町屋駅では「到着列車の実際の混雑」を表示します。これにより、利用者は空いている号車を選ぶことができ、混雑の平準化を促進します。
設置場所は、千代田線の北千住駅と町屋駅のコンコースで、発車する列車の混雑予測情報(北千住駅)と到着する列車の実際の混雑情報(町屋駅)を表示するディスプレイを設置します。対象は両駅とも代々木上原方面行きの列車です。
この取り組みは、2022年度に早稲田駅、2023年度に青山一丁目駅での実証実験に基づいており、リアルタイムの混雑情報を提供することで、空いている号車への移動を促進する効果が確認されました。また、東京メトロ独自の混雑計測システムが活用されています。
さらに、スムーズな乗降による遅延の縮小についても効果検証を行う予定です。
出典:PR TIMES
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