NTT東日本、AI解析でたたら祭りの混雑状況を可視化し公開。来場者の安全確保を目指す
最終更新日:2023/08/31
NTT東日本は、たたら祭り実行委員会とAIによる混雑解析実験を行い、来場者の安全管理と混雑緩和を目指す実証実験を行いました。
このAIニュースのポイント
- NTT東日本とたたら祭り実行委員会がAIを用いた混雑解析実験を実施。来場者の安全管理と混雑緩和に取り組む
- 川口市最大のお祭りであるたたら祭りでは初の試み。混雑による安全懸念への対策としてAI解析を活用
- NTTのクラウドサービス「PLACE_AI」を活用し、リアルタイムな混雑情報提供に好評。入場規制判定にも貢献し、祭りの安全管理に寄与
2023年7月29日、30日に川口市でおこなわれた第43回たたら祭りで、川口市たたら祭り実行委員会と東日本電信電話株式会社は、AIを活用した混雑状況の解析・可視化実験を行いました。来場者の安全管理と混雑緩和に向けたこの取り組みは、たたら祭りにおいて初の試みです。
たたら祭りは川口市最大のお祭りで、多くの来場者が集まる一方で、混雑による安全の懸念がありました。今年度は川口市制施行90周年イベントもあり、人出の増加が予想されたため、AI解析による混雑状況のリアルタイム公開実験をおこないました。
NTT東日本のクラウドサービス「PLACE_AI」を用いて、祭り会場内の混雑状況が解析・可視化され、祭り実行委員会のホームページでリアルタイムに情報提供されました。これにより、来場者は事前に混雑状況を把握し、安全な行動が可能です。
実験の結果、たたら祭りホームページへのアクセス数が増加し、リアルタイムな混雑情報の提供が好評でした。混雑状況の参考として入場規制判定にも活用され、祭りの安全管理に貢献しました。
今回の実験の成功を受けて、来年のたたら祭りでも更なる活用が期待されます。NTT東日本はICTと映像解析技術を駆使し、イベントの安全管理や市民の安心・安全を支える取り組みを進めていくとコメントしています。
出典:PR TIMES
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