生成AI
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最終更新日:2024/03/08
茨城県高萩市でAIがルート・運行ダイヤを自動生成する呼出型最適経路バス 「MyRideのるる」 の実証運行が開始しました。朝と夕方~夜は定時定路線バス、日中は呼出型最適経路バスに切り替えて運行することで、ユーザーのニーズに即し、利便性を向上させます。
このAIニュースのポイント
高萩市、茨城交通株式会社、株式会社みちのりホールディングス、Via Mobility Japan株式会社は、2021年7月1日より、茨城県高萩市内において呼出型最適経路バス「MyRideのるる」の実証運行を開始。この事業は、2021年3月23日に高萩市と茨城交通、みちのりHDで締結した「ダイナミックルーティング実証実験にかかる協定書」に基づいて実施します。
呼出型最適経路バスとは、AI・人工知能を利用して、利用者からのリクエストに合わせてバスの運行経路とダイヤを最適化して運行するものです。既存の標柱バス停に加えて、システムの地図上に数多くの仮想バス停(バーチャルバス停=VBS)をきめ細かく設定することで、利用者の利便性を大幅に高めるとともに効率的な運行を行うものです。
利用希望者が専用アプリ「MyRideのるる」や電話で希望する出発地と目的地をリクエストすると、他の乗客の予約内容や道路混雑状況等に合わせて、AIが最適な運行経路とスケジュール(ダイヤ)を生成します。システムは、日本を含む世界各国で180を超える自治体、交通機関、民間企業、教育機関等にサービスを提供しているTransitTechのパイオニアVia Transportation, Inc、及びその日本法人である Via Mobility Japanが提供します。
従来の定時定路線のバスは、運行経路・乗降場所・ダイヤが決まっているので、通勤や通学等で大勢の利用者が毎日決まった時間に同じ目的地へ移動する需要に適しています。一方、呼出型最適経路バスは、出発地と目的地が異なる多様な移動需要に適したサービスです。高萩市では、朝と夕方~夜は定時定路線バス、日中は呼出型最適経路バスに切り替えて運行することで、ユーザーのニーズに即し、利便性を向上させます。
出典:PR TIMES
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