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最終更新日:2022/08/08
住友ゴム工業はトヨタ自動車のクラウド材料解析プラットフォームサービス「WAVEBASE」を活用し、データサイエンスを駆使することでゴム材料開発に重要な先端研究施設から得られるデータの解析プロセスを効率化し、解析時間を100分の1以下に短縮することに成功しました。
このAIニュースのポイント
住友ゴム工業(株)はトヨタ自動車株式会社のクラウド材料解析プラットフォームサービス「WAVEBASE(ウエイブベイス)」を活用し、データサイエンスを駆使することでゴム材料開発に重要な先端研究施設から得られるデータの解析プロセスを効率化し、解析時間を100分の1以下に短縮することに成功しました。
住友ゴム工業では大型放射光施設「SPring-8」、大強度陽子加速器施設「J-PARC」、スーパーコンピュータなどの最先端研究施設を活用した材料開発を行ってきました。計測技術の進化や装置の高度化で短時間で大量のデータの取得が可能となる中、重要な情報になり得る材料のわずかな変化などの解析が求められます。
住友ゴム工業はMIによる解析力のさらなる向上と、研究開発のDX推進を目的とし、2020年6月よりトヨタ自動車と共同で実証実験を開始し、ゴム材料開発に重要な先端研究施設から得られるデータの解析プロセスを効率化することで解析時間を100分の1以下に短縮することに成功しました。
住友ゴム工業では「WAVEBASE」を活用し最先端実験施設でリアルタイム解析を行います。そして様々な実験室系分析装置のデータを統合し、ビッグデータとして解析することで研究開発の効率化・高速化・省力化に繋げ、安全性能と環境性能を備えたタイヤの開発を目指します。
出典:住友ゴム工業
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