AI火災防止監視システム「Spark Eye」の実証実験を実施
最終更新日:2024/03/07
イーアイアイは2022年3月22日、川越市教育委員会とセントラル警備保障との連携で、AI火災検知システム(Spark Eye)を用いた文化財に対する火災防止監視システムの実証実験を実施しました。
このAIニュースのポイント
- イーアイアイが文化財に対するAI火災防止監視システムの実証実験を実施
- 火を画像認識してリアルタイムで検知、素早い消火活動に繋げられるシステム
- クラウドを使った24時間リアルタイムモニタリング機能も搭載
AI火災防止監視システム「Spark Eye」は、「火」自体を画像認識・分析することで、従来の熱・煙等の検知機器より早いタイミングで火の状況を捉えられます。リアルタイムに検知を知らせることができるので、素早い消火活動に寄与します。
「Spark Eye」の主な機能は、 検出速度0.05秒以下で、画像認識技術を活用し、火や瞬時の火花をリアルタイムに検知すること。さらに、昼夜検知可能であり、感度調整、発報条件を制御することで誤検知の抑止もできます。火の発生後は、警備会社の制御盤に発報し、警戒警備を進められ、火の発生時と終了時に設定したメーリングリストへ画像付の火災発生状況を送信します。
24時間の監視カメラ機能と動画保存機能を保有しており、警備会社・消防向けに情報報告を図ることも可能です。また、検知画像、発生日時、場所、発生時刻・終了時刻等の情報を可視化データベース化することで、文化財火災情報の蓄積ができ、将来的な火災対応分析や安心・安全策構築に活かせるシステムとして注目されています。
なお、「Spark Eye」の技術システムは、自治体清掃工場及び産業廃棄物処理施設において、主にリチウムイオン電池の破砕等に伴う火災の検知システムとして実績のあるシステムが基礎となっています。さらに、屋外での使用を前提として、クラウドを使った24時間リアルタイムモニタリング機能を付加し、改良されたものを活用しています。
今回の実証実験で、「Spark Eye」は屋外の監視対象エリアにおいて、火災検知、誤検知の抑止と火災監視映像の確認ができる防火・防犯システムとして十分に要件を満たすという結果が得られました。
屋外での防火システムは、文化財等の放火等による焼失を抑制でき、誤作動が少ない運用が課題ですが、「Spark Eye」の運用により課題の解決につながる可能性がみえています。AI火災防止監視システム「Spark Eye」は、火災検知が必要な現場で大いに役立ちそうですね。興味がある方は、「Spark Eye」について調べてみてはいかがでしょうか。
出典:PR TIMES
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