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最終更新日:2022/09/15
株式会社CoeFontは仙台商業高校が株式会社CoeFontの提供するAI音声プラットフォームCoeFontを利用した映像作品で第69回NHK杯全国高校放送コンテスト優秀賞を獲得したことをお知らせしました。
このAIニュースのポイント
株式会社CoeFontの提供するAI音声プラットフォームCoeFontを利用した映像作品「とどきますか?私の声(Coe)」で、仙台市立仙台商業高校が、2022年7月25日から28日まで行われた第69回NHK杯全国高校放送コンテストにて、優秀賞を獲得したことをお知らせしました。
本プロジェクトは、株式会社CoeFontが仙台商業高校の放送部から一件のメールが届いたことから始まりました。「咽頭がんで声を失うこととなった先生が、CoeFontを用いて、声を届け続けるドキュメンタリーを撮影しており、作品作りのためにCoeFontの仕組みやインタビューをお願いしたい」という内容でした。恩師が声を失う、という体験から、「声を失ったらどうなるのか?」「私たちにとって声とはなにか?」という問いに生徒たちは真剣に向き合っています。パソコン操作が苦手なその先生のために、同僚教師が文字入力を容易にするアプリを開発した経緯なども収録されており、「声」の大切さと人の暖かさに寄り添った作品となっています。
株式会社CoeFontは「そのような想いを受け、技術解説やインタビューの協力をしました。「声=想いを届けるもの」とドキュメンタリーで語る高校生のみなさんの姿に、CoeFontが声を届け続ける意義を再認識いたしました。今後も、声を失う可能性のある方々やその周りの方々が自分らしく生きつづけられるよう、より一層、AI音声プラットフォームの向上と普及に取り組んでまいります。」とコメントしています。
仙台市立仙台商業高校、放送部部長の伊藤茉樹さんは「私たちが初めて制作するテレビドキュメント作品だったこともあり、部員みんなで何度も話し合いを重ね試行錯誤を繰り返しました。決勝はNHKホールという大きな舞台で、全国の放送部員に自分たちの作品が見られているという緊張感がありましたが、それ以上にその場に立てている大きな喜びを感じました。そのような場で優秀賞をいただけたことをとても誇りに思います。この作品が、ぜひ沢山の方々へ届いて欲しいです。」とコメントしました。
仙台市立仙台商業高校、放送部顧問の佐々木淳先生は「声をFontのように使えるようにしたいという御社の技術を使って,本校の教員が自分の声で生徒に思いを伝える姿をテレビドキュメント番組として制作しました。制作過程の編成会議で構成や原稿がどんどん変化し,最終的には「声(Coe)を通して思いをとどけられるか」という内容の作品に仕上がりました。また,CoeFontに関する技術解説やインタビューなどのご協力をいただき,番組としての厚みが増しました。生徒たちが3年間の集大成として作ったこの番組が大きな成果を残してくれたことはとても嬉しい限りです。」とコメントしました。
株式会社CoeFontは、これまで、病気により声帯摘出を行う予定のある方や今後ALSの症状の進行により、”声を失う可能性のある方々”に対して、AI音声プラットフォーム「CoeFont」の無料提供に取り組んできました。
今後も引き続き、取り組みを展開し、音声が解決できる課題に真摯に向き合い、このような誰でも、AI音声を利用できる環境を作り出すことで、社会に貢献します。
出典:PR TIMES
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