共同PR、ビッグデータのAI分析を進めるキーウォーカーを連結子会社化
最終更新日:2022/08/08
共同ピーアールは、キーウォーカーの株式を取得して、5月30日に連結子会社化。今後、キーウォーカーのAIを用いたテクノロジーを活用することにより、グループ全体で本業であるPR事業のデジタルトランスフォーメーション「PR-DX」を推進します。
このAIニュースのポイント
- 共同ピーアールは、キーウォーカーの株式を取得して、5月30日に連結子会社化
- キーウォーカーはWebスクレイピング技術を強みとし、近年ではNLPを用いたAI活用に着手
- キーウォーカーのテクノロジーを活用し、PR事業のデジタルトランスフォーメーションを推進
総合PR会社 共同ピーアール株式会社は、ビッグデータの収集からAIによる分析までを行うデータソリューションカンパニーである株式会社キーウォーカーの株式を取得して、5月30日付けで連結子会社化しました。今後、キーウォーカーのテクノロジーを活用することにより、グループ全体で本業であるPR事業のデジタルトランスフォーメーション「PR-DX」を推進します。
キーウォーカーは、Webサイトを周期的に巡回して、必要な情報を自動で収集、使いやすく加工するWebスクレイピング技術を強みとしています。主力製品「ShtockData」は、SaaS型クローリングサービスで国内No.1の市場シェア38.5%を持ち、スタートアップから大手企業、行政や研究機関まで幅広い導入実績があります。同製品の開発から15年間で、すでに600万サイト1,500億超のWebページから企業情報や商品の価格情報、ニュース記事から口コミに至るまで膨大なデータを収集、蓄積し、導入企業の市場調査や商品企画、価格設定などマーケティング戦略策定を支援しています。近年は、自然言語処理を用いたAIの活用にも着手し、独自技術で収集したビックデータをAIによって分析する研究を進めています。
一方、共同ピーアールは、企業や団体の広報・PR活動のコンサルティング支援を行う国内最大規模の総合PR会社です。主にマスメディアの記者や編集者との信頼関係を強みとして、総合的なコミュニケーションサービスを提供。近年は「PR‐DX」と称したPR業務のデジタルシフトにも着手し、当社最大の資産であるメディアリレーションズのデータベース化、記者会見のオンライン化などを進めています。さらに、今後は、PRコンサルティング事業のDX化、SaaS型外販サービスの開発を見据えて、キーウォーカーのテクノロジーを活用していきます。
出典:共同通信PRワイヤー
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