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最終更新日:2025/10/17
リコー ワークショップルーム
リコーは、AIが参加者の創造的な議論を支援する新たなワークショップルームを「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」に開設しました。AIが会話内容を解析し、支援情報の提示や議論の構造化を行うことで、参加者の創造力を最大限に引き出します。
このニュースのポイント
株式会社リコーは、AIが参加者の創造的な議論を支援する新たなワークショップルームを、「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」に開設しました。

このワークショップルームでは、「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」のデザインシンカーによるファシリテーション、またはリコーが開発したAIエージェントとの対話を通じて、参加者が課題の抽出を行うことができます。
AIエージェントは、空間内での参加者の発話内容をもとに、画面上へ適切な支援情報を自動で提示します。
抽出した課題は、オープンソースのLLMアプリ開発プラットフォーム「Dify」により、ビジネス構造を可視化するフレームワークへ変換。会話内容は自動的に整理・構造化されます。
「Dify」はWeb上から企業や業界の課題情報を取得し、想定される課題を自動で提示します。イノベーションワークスペース「Miro」の付箋としてアウトプットを行い、AIが自動的に分類をすることで会話内容と課題を可視化します。
参加者は、この課題をもとにさらに発話を重ね、気づきや不足領域を追加することで、より精緻に課題を特定できます。
また、発話内容は自動で議事録化されるため、最終的には解決策を提案書としてまとめることや、課題解決後の姿を事例記事風に生成することも可能です。
今回のワークショップルームの開設により、参加者はワークショップの事前準備や進行業務が短縮され、人ならではの創造的な作業に集中できるようになります。
リコーは今後も、最適なはたらく環境を追求するワークプレイスエクスペリエンス領域で、DXやAIを活用した社内実践を積極的に進めていきます。
出典:リコー
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