パナソニック インダストリー、緻密な調整をAIが自動で行うサーボシステムを発表
最終更新日:2023/09/21
パナソニック インダストリーは、AI搭載のサーボシステムを商品化しました。これにより、人の作業時間を9割削減することが可能です。
このAIニュースのポイント
- パナソニックインダストリーは、業界初となるAI搭載サーボシステムを商品化
- 今回の製品は、AI技術の活用により熟練者による緻密な調整作業を自動化、人の作業時間を9割削減
- 2024年1月より日本国内で発売開始、今後グローバルに展開予定
パナソニック インダストリー株式会社は、業界で初めて熟練者を超える緻密な調整を、AIが自動で行なうサーボシステム「MINAS(ミナス)A7ファミリー」を製品化すると2023年9月13日に発表しました。2024年1月より日本国内で発売を開始し、グローバルに展開していきます。
サーボモータの自動調整技術が進化する一方で、超精密な位置決め性能が求められる装置に対しては、従来の自動調整では良い結果が出ず、熟練したエンジニアの高度な手動調整技術が必要です。また、実現するには数日から1週間ほどの調整期間がかかることもあります。
「MINAS A7ファミリー」の新機能「precAIse(プリサイズ)TUNING」は、AI技術を活用し、従来の自動調整機能では満足した結果が得られず熟練者が時間をかけて手動調整していた領域まで自動化が可能です。それにより、位置決め整定時間が対熟練者比で45%削減、調整にかかる作業時間は90%以上削減することができました。
今後、パナソニックインダストリーは顧客の装置性能の向上、および熟練者に依存しない生産現場の実現を目指します。また、装置で製造される製品の品質不良による廃棄ロスの削減と、一つの製品製造するのに必要な時間を短縮することで、製造現場における環境負荷の低減に貢献いくとコメントしています。
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