オリックス生命、AIを活用し保険顧客の引受範囲を拡げる新査定ルールの構築検討へ
最終更新日:2024/02/09
オリックス生命は、AIを活用したシミュレーションを行うことで、傷病を理由に保険に加入できなかった顧客の引受範囲拡大を行います。
このAIニュースのポイント
- オリックス生命保険、顧客の引受範囲を拡大する新ルールの構築を開始
- 保険会社が持つビックデータをAIでシミュレーションを行った結果、保険料等を変えずに引受範囲拡大可能との結果が確認された
- オリックス生命保険は、今後も社内データとAIを活用し幅広い保障の提供に取り組む姿勢
オリックス生命保険株式会社は、AIを活用したシミュレーションを行うことで、傷病を理由にこれまで保険に加入できなかった顧客の引受範囲を拡大する「新引受査定ルール」の構築に着手しました。「新引受査定ルール」は、フランスのSCOR SEのAIモデル「バーチャルアンダーライティング」を活用し、2023年内に運用を開始する見込みです。
「バーチャルアンダーライティング」は、保険会社が持つビックデータを活用し、傷病ごとの給付発生率をAIでシミュレーションする技術です。オリックス生命が長年蓄積してきた給付金支払いデータなどを基に、これまで引き受けできない特定の傷病を持つユーザーに対して無条件で加入した場合の仮想シミュレーションを行った結果、医療保険をはじめとした該当商品の保険料や保障内容等を変えずに引受範囲の拡大が可能であることが確認できました。
シミュレーションの結果を受け、オリックス生命保険は、特定の傷病に対して引受範囲拡大の検討を開始します。新しいルールを適用する場合、これまで特別条件でしか引き受けられなかった傷病の約90%が無条件で加入可能になる見込みです。
オリックス生命保険は「社内に蓄積されたデータとAIを組み合わせ、これまで以上に幅広いお客さまへ保障を提供していきます」とコメントしています。
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