OpenAIが安全対策強化のため委員会を設立。サム・アルトマンCEO筆頭に協議を行う
最終更新日:2024/06/03
OpenAIは5月28日(現地時間)に、安全およびセキュリティ委員会の設立を発表しました。
このAIニュースのポイント
- OpenAIが、安全およびセキュリティの意思決定に関して協議を行う委員会を設立
- 委員会では、今後90日間でOpenAIのプロセスと安全対策を評価し、推奨事項を理事会全体と共有
- 社外の専門家も委員会に参加することで、安全対策における検討を進めていく
米OpenAIは、5月28日(現地時間)に、理事会のサム・アルトマンCEO、ブレット・テイラー会長、アダム・ダンジェロ氏、ニコール・セリグマン氏が率いる安全保障委員会を設立しました。AGI開発を含むOpenAIのプロジェクトにおける重要な安全保障の意思決定について、理事会全体に勧告する責任を担います。
委員会ではまず、今後90日間でOpenAIのプロセスと安全対策を評価。それにもとづき、理事会全体に推奨事項を共有する計画です。その後、理事会全体で審査され安全保障の提案がどのように行われたかを公表します。
委員会には理事の他、OpenAIの技術および政策の専門家であるアレクサンダー・マドリー氏や、安全システム責任者のリリアン・ウェン氏など、さまざまな分野に長けた専門家が参加します。また、社外の専門家も雇用する意向です。
出典:OpenAI
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