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最終更新日:2025/09/29
OpenAI、Oracle、ソフトバンクグループは「Stargate」に、新たなAIデータセンターを5つ追加し、拡張することを発表しました。これにより、総額5,000億ドル・10GWのコミットメントを当初の予定より早く達成します。
このニュースのポイント
米OpenAI社、米Oracle社、ソフトバンクグループ株式会社は、「Stargate」に新たなAIデータセンターを5つ追加し、拡張することを発表しました。
今回の拡張により「Stargate」は、テキサス州にある旗艦拠点やCoreWeaveの進行中プロジェクトを合わせると、7GW近くの計画容量と今後3年間で4,000億ドルを超える投資規模に達します。
これにより、2025年1月に発表した総額5,000億ドル・10GWのコミットメントを当初の予定よりも早く2025年末までに達成する見通しが立ちました。
今回発表された新拠点のうち3拠点は、2025年7月に締結されたOpenAIとOracleの契約に基づき開発されます。
Oracleは、最大4.5GWのStargate設備容量を追加開発するため、テキサス州シャッケルフォード、ニューメキシコ州ドニャアナ、近日発表予定の中西部に3つの拠点を設置します。加えて、Stargateの旗艦拠点付近に600メガワットの追加拡張を行い、合計5.5GW以上の設備容量を実現します。
残りの2拠点は、オハイオ州ローズタウンとテキサス州ミラム郡に、OpenAIとソフトバンクグループのパートナーシップを通じて開発されます。今後18か月で1.5GWまで拡張可能とし、今後数GWのAIインフラへと拡張できます。
5つの新たな拠点は、厳格な全国規模のプロセスを経て選定され、30以上の州から提出された300件以上の提案から審査されました。今回の発表はその一弾であり、今後も米国で新たな拠点が選定される予定です。
OpenAIは、Oracle、ソフトバンクグループ、その他のパートナーと共に、大規模な物理インフラ、雇用、そして次世代AIの飛躍的進歩を可能にする計算基盤として活かしていくとコメントしました。
出典:OpenAI
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