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最終更新日:2025/02/03
OpenAIは、科学、数学、コーディングなどSTEM推論能力が高い新しいモデル「o3-mini」を公開しました。
このニュースのポイント
OpenAIは新しいモデル「o3-mini」を公開しました。このモデルはコスト効率が高く、科学、数学、コーディングなどSTEM推論能力が高いモデルです。
「o3-mini」では、3つの推論方法から選択することができ、特定のユースケースに合わせて最適化するためのオプション(低、中、高)があります。より高い推論レベルの「o3-mini-high」を選択すると応答時間は遅くなりますが、より深い推論が可能です。なお、o3-miniに視覚機能は搭載されていません。
「o3-mini」は、数学や科学において推論の労力が低い場合「o1-mini」と同等のパフォーマンスを持ちます。一方で、推論の労力が高い場合、o3-miniはo1-miniとo1の両方を上回る性能を発揮します。
また、「o3-mini」はより高速なパフォーマンスと改善された効率性を実現しており、A/Bテストでは、o3-miniはo1-miniよりも24%速く応答し、平均応答時間はo1-miniの10.16秒に対して7.7秒の結果となっています。
「o3-mini」は現在、ChatGPT Plus、Team、およびProユーザーがOpenAI o3-mini にアクセス可能で、Enterpriseも順次利用可能になります。Proプランでは無制限に利用できますが、PlusとTeamプランでは、1日当たり150メッセージまでという制限が設けられています。
出典:OpenAI
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