生成AI

最終更新日:2024/02/13
OpenAIが「GPT-3.5 Turbo」にファインチューニング機能を発表しました。なお、GPT-4のファインチューニング機能は、今秋に公開する予定です。
このAIニュースのポイント
米OpenAIは、大規模言語モデル「GPT-3.5 Turbo」のファインチューニング機能を発表しました。これにより、ユーザーは独自のデータを使用してモデルをカスタマイズできるようになります。
ファインチューニングは、事前学習済みモデルを再トレーニングしてパラメーターを調整する手法であり、モデルの操作性向上や論調の統一が可能です。実際のテストでは、GPT-3.5 Turboのファインチューニングにより、特定のタスクでGPT-4以上の能力を示すことも確認されました。
このファインチューニングに使用されるデータは企業所有となり、他のモデルのトレーニングには使用されないことを保証しています。これにより、企業は自社のデータを安全に活用しながら、モデルのカスタマイズを行うことができます。さらに、今秋にはGPT-4のファインチューニング機能も提供予定です。
ファインチューニング機能の追加により、AIモデルのカスタマイズとパフォーマンス向上が可能となり、幅広いユーザーにとって最適なソリューションが提供されると期待されます。
出典:OpenAI
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら