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OpenAI、Financial Timesと提携。要約や引用、記事リンクの表示が可能に
最終更新日:2024/05/07
Financial Times Group(FT)は、4月29日(日本時間)に、OpenAIとの戦略的パートナーシップとライセンス契約を発表しました。
このAIニュースのポイント
- Financial Times Group(FT)が、米OpenAIとの戦略的パートナーシップとライセンス契約を発表
- 提携により、ChatGPTの対話などにおいて、FT記事のリンクなどを表示できるようになる
- FT読者向けの新たなAI製品と機能の開発でも協力をしていく
日本経済新聞社傘下の英経済紙Financial Times Group(以下、FT)は、4月29日(日本時間)、米OpenAIとの戦略的パートナーシップとライセンス契約を発表しました。
このパートナーシップを介して、ChatGPTユーザーは、チャット内でのFTコンテンツの要約や引用した記事のリンクを表示できるようになります。ChatGPTFTの記事から短い要約を使って質問に回答することも可能です。
また、FTのコンテンツでChatGPTを強化し、モデルの有用性を向上させ、新たなAI製品と機能の開発でFTの読者向け機能の開発で協力していきます。
FTグループのCEOであるジョン・リディングは「今回の提携は、FTだけでなく業界全体に影響を与えるでしょう。また、AIプラットフォームが出版社に素材の使用料を支払うことは正しいことです。OpenAIは透明性、帰属、報酬の重要性を理解しており、これらの製品に信頼できるソースが含まれていることはユーザーの利益になることは明らかです」とコメントしています。
また、OpenAIの最高執行責任者であるブラッド・ライトキャップ氏は、FTとの関係の進展について「FTとのパートナーシップと継続的なコミュニケーションは、AIが報道機関やジャーナリストに影響を与え、世界中の人々にリアルタイムの世界クラスのジャーナリズムで、ChatGPT体験を豊かにするでしょう。FTのコンテンツとブランドを保護するための適切な保護策を講じながら、質の高いジャーナリズムを表現することが重要です」と意気込みを語りました。
出典:OpenAI
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