大分銀行、生成AIプラットフォームの実証利用を開始
最終更新日:2023/10/02
大分銀行がQTnetと協力し、生成AI「QT-GenAI」を利用した業務の生産性向上のための実証利用を開始。行員のAIリテラシー向上にも取り組みます。
このAIニュースのポイント
- 大分銀行がQTnetと生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」の実証利用を開始
- 今回のプラットフォームは、Microsoft社のAzure OpenAIを安全に利用可能
- 行員はAIを利用して、業務の生産性とAIリテラシーの向上を目指す
株式会社大分銀行は、株式会社QTnetと協力し、生成AIを活用した業務の生産性向上に向けた実証利用を開始しました。
実証利用では、QTnetとアンドドット株式会社が共同開発した生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」を利用します。本部行員を対象に、文書作成や要約など各種業務支援による生産性の向上および行員のAIリテラシーの向上に取り組みます。これにより、行員の業務効率が向上し、より高品質なサービスが提供可能となります。
「QT-GenAI」プラットフォームは、厳格なセキュリティのもとで運用する大分銀行専用クラウド環境を構築し、Microsoft社のAzure OpenAIなどの生成AIを安全に利用することができます。行員の利用においては、ガイドラインを制定し、法令・諸規定を順守したうえで各種情報を厳格に取り扱います。
大分銀行は、この取り組みを通じて、顧客に対してより迅速かつ正確なサービスを提供できるよう努力します。また、行員のAIリテラシーの向上を通じて、新たな価値創出やイノベーションの推進を図ります。
QTnetとの協力により、大分銀行は生成AIを活用して業務の効率化と生産性の向上を実現し、顧客にとってより価値あるサービスを提供していくことが期待されます。
出典:大分銀行
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