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最終更新日:2022/09/03
DFFASコンソーシアムは、2022年2月26日から3月1日にかけて、東京港と三重県の津松阪港間 約790kmで無人運航船の実運用を模擬した実証実験を実施しました。
このAIニュースのポイント
公益財団法人 日本財団が進める無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」における「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」に参画するDFFASコンソーシアムは、2022年2月26日から3月1日にかけて、東京港と三重県の津松阪港間 約790kmで無人運航船の実運用を模擬した実証実験を実施しました。
DFFASコンソーシアムには、日本郵船および日本郵船グループの株式会社日本海洋科学、株式会社MTI、近海郵船株式会社が参加しています。
実証実験は、自律航行機能を搭載したコンテナ船「すざく」と遠隔操船機能や機関の異常予知機能などの陸上から無人運航船の運航を支援する機能を有した「陸上支援センター」を衛星・地上通信回線で結び、将来の無人運航船の実運用を模擬した形で実施。
東京港~津松阪港~東京港の約790kmにおける離岸操船・湾内航行・沿岸航行・着岸操船といった一連の航海を無人で運航しました。
DFFASコンソーシアムは、国内の多種多様な30社を核に、国内外の協力企業・組織をあわせた約60社で構成されており、無人運航船に必要な包括的な無人運航システムをオープンイノベーション体制で開発をしたとのことです。
コンテナ船「すざく」(全長95.23m、総トン数749トン)を実験船とし、千葉県千葉市に設置した陸上支援センターから運航支援の下、東京港~津松阪港~東京港の往復約790kmの区間を航行しました。
一日あたりの航行隻数が約500隻という世界屈指の海上交通過密海域である東京湾内の無人運航システムによる航行を成し遂げたことは、無人運航技術の高さを証明すると共に、実用化を強力に推進し、内航船業界が抱える労働力不足・海難事故といった社会的課題の解決、さらには無人運航船の実運用における陸上支援センターの有用性の証明、船員の新たな働き方や労働力の創出に期待が寄せられています。
出典:日本郵船ニュースリリース
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